CASTING SINCE 1923 ・ KUWANA, MIE

鋳る、ということ。
百年、火と砂と鉄と。

魁鉄工所は三重県桑名市の鋳物工場です。
桑名鋳物の伝統を受け継ぎ、特殊合金鋳造、小ロット試作、産業機械部品の製造を四代百年にわたり手掛けてきました。
図面一枚から、お引き受けします。

100YR
FOUNDED 1923
4
FOUR GENERATIONS
1kg〜
SMALL LOT
SPEC . 01
特殊合金
少量試作鋳造
MATERIALFC / FCD / SUS
WEIGHT1kg 〜 800kg
LOT1pc 〜 OK
SPEC . 02
産業機械部品
量産対応
METHOD砂型 / シェル
VOL500pc/月〜
QC全数寸法検査
SPEC . 03
建築金物・
美術鋳物
FIELD神社仏閣 / 工芸
ALLOY青銅 / 真鍮
FINISH手仕上げ

手掛けてきた、主な鋳物

建築金物から産業機械部品、美術鋳物まで——「鋳られた金属」が必要な現場の、ほぼ全領域に対応してきました。
得意とするのは、他では断られる小ロット・特殊形状・特殊合金の試作です。

PRODUCT . 01
INDUSTRIAL PARTS

産業機械部品鋳造

工作機械フレーム、ポンプケーシング、減速機ハウジング、油圧バルブブロック等。FC・FCD系の鋳鉄を中心に、月500〜2000個ロットで対応します。3DCAD図面・2D図面いずれも歓迎。

FC200 / FCD450 月500〜2000pc 3D / 2D図面OK
PRODUCT . 02
ARCHITECTURAL

建築金物・装飾鋳物

神社仏閣の擬宝珠・賽銭箱金具、料亭旅館の門扉・行灯、店舗ファサードの装飾金物。青銅・真鍮を中心に、研磨・着色まで自社で一貫対応。職人の手仕上げを残した質感を大切にしています。

青銅 / 真鍮 手仕上げ 着色対応
PRODUCT . 03
PROTOTYPE

少量試作・特殊合金

1個から鋳造可能な砂型試作。ステンレス鋳物、耐熱合金、ニッケル系合金、銅合金など、他社で断られる特殊材質も実績多数。試作後の量産移行までスムーズに対応します。

1pc〜 SUS / Ni系 量産移行可
PRODUCT . 04
FINE ART

美術鋳物・作家コラボ

彫刻家・現代美術作家の作品鋳造、卒業制作のブロンズ化、企業オブジェ。ロストワックス工法も対応可能で、原型制作からのご相談も承ります。地元美術大学との連携実績あり。

ブロンズ ロストワックス 原型制作可

対応領域

材質・サイズ・ロット・後加工——どの軸でも、桑名の中堅鋳造工場として広い守備範囲を持っています。
「他社で断られた」案件こそ、当社の得意領域です。

FC
FCD
SUS
青銅
真鍮
SCS
Al
Ni系
特殊
9 MATERIALS
01

材質:9種以上の合金に対応

FC(ねずみ鋳鉄)、FCD(ダクタイル鋳鉄)、SUS(ステンレス鋳鋼)、青銅、真鍮、アルミ、特殊合金まで——通常工場では2〜3種に絞るところ、当社は9種以上を常時取り扱います。

02

サイズ:1kg 〜 800kg まで

小型精密部品の小ロット試作から、機械フレーム800kg級の大物まで。中型サイズ(10〜200kg)が最も得意とする領域で、年間2000件超の鋳造実績があります。

03

ロット:1個から量産まで

1個試作からのご相談を歓迎。試作後にそのまま量産移行も可能です。砂型・シェルモールド・ロストワックスの3工法を、ロットと精度要件に応じて使い分けます。

04

後加工:機械加工・表面処理まで一貫

協力工場ネットワークを通じて、機械加工(マシニング・旋盤)、研磨、塗装、メッキ、熱処理まで一気通貫で手配可能。設計から完成品納品まで一社窓口で完結します。

鋳造の六工程

鋳物は「砂で型を作り、溶けた金属を流し込み、固まったら砂を崩して取り出す」——書けば一行ですが、実際には六つの工程それぞれに、桑名鋳物百年の知恵が詰まっています。

PROCESS 01

図面検討
・木型製作

お預かりした図面から鋳造方案を検討。木型・樹脂型を製作します。湯口・湯道の設計が品質の8割を決めます。

PROCESS 02

造型
(砂型製作)

木型に生砂を詰めて、上下二つの砂型を作ります。中空部品には中子(なかご)を組み込みます。

PROCESS 03

溶解
(溶湯)

誘導炉で原材料を1500℃前後で溶解。成分分析計で配合を確認し、目標材質に追い込みます。

PROCESS 04

注湯
(流し込み)

溶けた金属を取鍋から砂型に流し込みます。スピードと角度の見極めが、ベテラン職人の技。

PROCESS 05

型ばらし
・仕上げ

砂を崩して鋳物を取り出し、湯口・バリを除去。サンドブラストで表面を整え、寸法検査を行います。

PROCESS 06

検査
・出荷

3次元測定機で寸法精度を確認、必要に応じて X 線・浸透探傷検査。合格品のみを出荷します。

四代百年の、
桑名の火。

桑名は江戸期から鋳物の町として栄えました。その伝統の只中で、魁鉄工所は大正十二年に創業。戦争、高度成長、バブル、そしてグローバル化——日本の製造業の波を四代にわたり受け止めながら、桑名の火を絶やさず守り続けてきました。

1923
大正十二年・初代 魁次郎

桑名にて創業。
農機具・建築金物の鋳造から始まる。

初代・魁次郎は名古屋の鋳物工場で十年修行の後、桑名で独立。当初は桑名宿の商家・農家向けに鍋釜・農機具・建築金物を鋳造していました。

1955
昭和三十年・二代 魁太郎

戦後復興期、
産業機械部品鋳造へ転換。

二代目・魁太郎が継承。高度成長期の機械需要を捉え、工作機械フレーム・船舶部品の鋳造へと事業を転換。誘導炉を導入し近代化を進めました。

1985
昭和六十年・三代 魁三郎

特殊合金・小ロット試作領域に参入。

三代目・魁三郎は、量産競争を避けて特殊合金・少量試作領域へ舵を切る。SUS・Ni系合金の鋳造技術を確立し、医療機器・航空機部品メーカーとの取引を開始しました。

2015
平成二十七年・四代 魁四郎

美術・建築領域へ事業を拡張。

現代表・魁四郎は東京藝術大学で彫刻を学んだ後、家業を継承。産業鋳物に加え、美術鋳物・建築装飾分野へ進出。地元美大・神社仏閣・建築家とのコラボ案件が増加しています。

2024
令和六年・現在

桑名鋳物の
次の百年へ。

後継者育成、3DCADによる鋳造方案デジタル化、海外展開——伝統を守りながら次の百年を見据えた取り組みを進めています。「桑名の火を絶やさない」が、四代の合言葉です。

図面一枚から、
一度ご相談ください。

「他社で断られた」「量産前の試作だけ」「特殊な合金で」——どんな案件も、まずは図面と仕様をお送りください。
三営業日以内に、対応可否と概算をご回答します。

PHONE
0594 - 00 - 0000
平日 8:00 〜 17:00 ・ 工場直通
EMAIL
info@sakigake
図面・仕様書の添付歓迎 ・ 24時間受付
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会社概要

商号有限会社 魁鉄工所
創業大正十二年(1923年)
代表魁 四郎(四代目)
所在地〒511-0944
三重県桑名市北鳥取町12-3
電話0594-00-0000(工場直通)
従業員22名(うち職人 14名)
取引銀行百五銀行 桑名支店
三十三銀行 桑名支店

設備・体制

溶解設備高周波誘導炉 500kg × 2基
低周波誘導炉 1ton × 1基
造型方式生砂型・シェルモールド・ロストワックス
検査機器三次元測定機・浸透探傷・分光分析計
能力月産 100ton(鋳鉄換算)
対応合金FC / FCD / SUS / Cu系 / Al系 / Ni系
取引先業界工作機械・産業機械・医療機器・建築・美術