Googleマップの口コミを、
自社のホームページに載せてもいいのか。
先に書きます。Google は、事業者向けの公式の案内「Customer reviews」で、口コミは、店の欄に書かれていても、書いた人のものだと書いています。そして、自社のホームページや広告などの宣伝に口コミを使うなら、書いた人の同意を取らなければならない、としています(原文は英語・Step 02)。
載せる前に確かめるのは、次の3つです。
- 載せたい口コミを書いた人に、同意をもらったか(Google の案内は、口コミへの返信で尋ねられると書いています)
- 評価の数字(★)を書くなら、「Google での評価」と「いつ時点か」を添えたか
- 良い口コミだけを選んだことが、読む人に分かるか(消費者庁のステマ規制の運用基準)
あなたの使い方が許されるかどうかの判断は、当サイトではいたしません。ここに置くのは、Google の案内と利用規約、消費者庁の運用基準の原文(2026年10月10日 に確認)と、載せる前の確かめ方までです。
自社のページに、口コミがどう載っているか
自社のホームページ・チラシ・広告で、Googleマップの口コミを使っている所を書き出し、1つずつ見ます。
-
口コミの文(またはスクリーンショット)を載せているか
見る所:トップ・「お客様の声」・施工事例のページ・チラシGoogle の案内は、自社の宣伝のために口コミを使うなら、書いた人の同意を取るよう書いています。文字で写したものも、画面の写真も、書き出します。
▸ 載せていない → 2つ目の確かめへ
▸ 載せている → それぞれ、書いた人の同意をもらったかを書き添えます。もらっていないものは、Step 03 の手順で尋ねるか、外すかを決めます -
評価の数字(★)と件数を載せているか
見る所:トップの最初の画面・バナー・広告Google の案内は、全体の評価や口コミの件数を書くときは「いつ時点か」の日付を添え、評価は「Google での評価」と書くよう求めています。
▸ 「Google での評価」と日付が添えてある → 3つ目の確かめへ
▸ 日付が無い・「Google 認定」のように読める → 書き方を直します(Step 02 の表) -
どの口コミを選んで載せたかが、読む人に分かるか
見る所:口コミを並べた箇所の見出しと前後の文消費者庁の運用基準は、第三者の投稿から評判を上げる意見だけを抽出しているのに、そのことが読む人に分かりにくい形を例に挙げています(Step 04)。
▸ 選び方が書いてある・Googleマップの店の欄へのリンクがある → この3つの確かめは済んでいます
▸ 選び方が分からない → 「いただいた口コミのうち、掲載の同意をいただいたものを載せています」のように、選び方を1行書くかを決めます
Google は、口コミを誰のものだと書いているのか(原文)
Google の事業者向けの案内(Brand Resource Center の「Customer reviews」)は、日本語の画面で開いても英語で表示されます。原文と、当サイトの訳を並べます。
「User reviews belong to the person who wrote them, even if they’re written on your business’s listing. You must get consent from the reviewer if you want to use customer reviews of your business for your own marketing purposes, such as on your website or in print or digital ads.」
(当サイトの訳)口コミは、あなたの店の欄に書かれていても、書いた人のものです。自社の口コミを、ウェブサイトや印刷物・デジタルの広告など自社の宣伝に使いたいなら、書いた人の同意を得なければなりません。
「To ask if you can use a customer review in your marketing materials, you can reply to the review. Google can’t provide you with additional contact information.」
(当サイトの訳)口コミを宣伝の材料に使ってよいか尋ねるには、その口コミに返信できます。Google は、それ以上の連絡先を教えることはできません。
「ユーザーのコンテンツ はユーザーに帰属します。つまり、コンテンツに含まれるユーザーの 知的所有権 はすべてユーザーが保持します。」
※ 出典=Google Brand Resource Center「Customer reviews」(英語・当サイトの訳)・Google 利用規約。2026年10月10日 に確認。
同じ案内は、評価(★)の書き方も挙げています。
| 案内の原文 | 当サイトの訳 |
|---|---|
| DO:Describe your rating as being “on Google.” | 評価は「Google での」評価として書く |
| DON'T:Don’t imply that ratings come from Google. For example, don’t use terms like “Google-rated” or “Google rating.” | Google が評価したように読ませない(「Google-rated」「Google rating」のような言葉を使わない) |
| DO:Include an “as of” date when sharing your overall rating or number of reviews. | 全体の評価や口コミの件数を書くときは、「いつ時点か」の日付を添える |
| DON'T:Don’t add stars by the Google name or logos. | Google の名前やロゴの横に星を付けない |
| DO:Get consent from reviewers to use their reviews in your marketing. | 口コミを宣伝に使うなら、書いた人の同意を得る |
書いた人の同意は、どう取ればいいのか
Google の案内は、尋ねる方法として口コミへの返信を挙げ、Google はそれ以上の連絡先を教えられない、と書いています。返信に書くのは、どこに・どの文を・どう載せるかと、断ってもよいことです。
口コミをお寄せいただき、ありがとうございます。いただいた文章を、当社のホームページの「お客様の声」のページに、文を変えずに載せさせていただいてもよろしいでしょうか。お名前は載せません。難しい場合は載せませんので、ご返信いただけない場合も、載せずにおきます。
- ▸ 同意の返事があった → いつ・どの口コミに・何と返事をもらったかを、手元に控えます
- ▸ 返事が無い → 文例のとおり、載せずにおきます
- ▸ 直接会うお客さんの声 → Googleマップの口コミとは別に、自社で集める方法があります。許可の聞き方とステマ規制の確かめ方は「お客様の声を載せる前に」にまとめています
口コミを増やす頼み方(リンクと QR コードの作り方)はGoogleの口コミが増えないに書いています。このページは、書かれた口コミを自社のページに持ってくるときの話です。
良い口コミだけを選ぶと、何が問題になりうるのか(原文)
「事業者の表示とならない場合としては、例えば、以下のような場合が考えられる。」に続く例の1つ:「事業者が自社のウェブサイトの一部において、第三者が行う表示を利用する場合であっても、当該第三者の表示を恣意的に抽出すること(例えば、第三者のSNSの投稿から事業者の評判を向上させる意見のみを抽出しているにもかかわらず、そのことが一般消費者に判別困難な方法で表示すること。)なく、また、当該第三者の表示内容に変更を加えること(例えば、第三者のSNSの投稿には事業者の商品等の良い点、悪い点の両方が記載してあるにもかかわらず、その一方のみの意見を取り上げ、もう一方の意見がないかのように表示すること。)なく、そのまま引用する場合。」
※ 出典=消費者庁(令和5年3月28日 消費者庁長官決定)。2026年10月10日 に確認。運用基準は、この場合でも、ウェブサイト全体は通常その事業者の表示であることが明らかだ、とも書いています。
運用基準の書き方は、「そのまま引用する場合」を、事業者の表示とならない場合の例として挙げ、そのときの条件として、評判を上げる意見だけを恣意的に抜き出さないこと・中身を変えないこと、を書いています。あなたの載せ方がどちらに当たるかは、当サイトでは判断いたしません。口コミを載せる箇所に、選び方を1行書いておくと、読む人には判断の材料が増えます。
どこから先は頼んだほうがいいか
自分で進められる
- 口コミを使っている所を書き出す
- 口コミへの返信で、載せてよいかを尋ねる
- 評価の数字に「Google での評価」と日付を添える
- 選び方を1行書く・同意の無いものを外す
頼んだほうがいい
- 載せ方が法律に触れないかの判断 → 弁護士などの専門家
- Google のロゴを使うときの細かい決まり → Google の Brand Resource Center の案内
- 自分で直せない作りのページを直す → 作った会社
IZANAなら何をして、いくらか
先に書きます。口コミの使い方が許されるかの判断と、口コミを書いた人への連絡の代行は、当方ではいたしません。口コミが増える・問い合わせが増えるといったお約束もしません。
| 頼めること | やること | 費用(税抜) |
|---|---|---|
| 無料診断 | サイトのアドレスから4項目(問い合わせへの動線・伝わり方・プロ感・検索とGoogleマップでの見つかり方)を読み、まず直すところ3つをPDFでお返しします | 0円 |
| 1枚のページ | 1ページで伝え切る形 | 30万円〜 |
| 最大5ページ構成 | 会社概要・問い合わせを分けて置ける形 | 50万円〜 |
| 最大10ページ構成 | 仕事の種類ごとのページまで分けて載せる形 | 80万円〜 |
※ サイトは買い切りです(月額の制作費はいただきません)。サーバーとドメインの実費は別途かかります。Googleマップの店の欄を整える仕事はGoogleマップを整えるに書いています。最新の条件は料金ページをご覧ください。
よくある質問
スクリーンショットで載せるなら、同意は要りませんか?
Google の案内は、自社のホームページや広告などのために口コミを使うなら、書いた人の同意を取るよう書いています。スクリーンショットで載せるか、文字で写すかで扱いが変わるとは、この案内には書かれていません。あなたの使い方が許されるかどうかは、当サイトでは判断いたしません。
評価の平均(★の数)だけなら、載せてもいいですか?
Google の案内は、評価を書くときは「Google での評価」であると書くこと、全体の評価や口コミの件数を書くときは「いつ時点か」の日付を添えること、Google が評価したように読める言葉を使わないこと、Google の名前やロゴの横に星を付けないことを挙げています。評価の数字に書いた人の同意が要るとは、この案内には書かれていません。
自社のサイトに載せた口コミの★を、Google の検索結果にも出せますか?
Google 検索セントラル「クチコミ抜粋(Review、AggregateRating)の構造化データ」は、ローカル ビジネスや組織の口コミについて「レビューされる側のエンティティが自身のレビューを管理している場合、LocalBusiness またはその他のタイプの Organization 構造化データを使用しているページは、スターレビュー機能の対象外となります。」と書き、例として、自社のウェブサイトに構造化データで直接置いた場合と、埋め込んだウィジェット(Google ビジネス レビューなど)を介して置いた場合を挙げています(2026年10月20日 に確認)。この決まりでは、自社の口コミを自社のサイトに載せても、検索結果の星(スターレビュー)の対象にはなりません。
名前を伏せれば、同意を取らずに載せてもいいですか?
Google の案内には、名前を伏せた場合の扱いは書かれていません。案内が書いているのは、口コミは書いた人のものであり、自社の宣伝のために使うなら書いた人の同意を取る、ということです。当サイトでは判断いたしません。
良い口コミだけを選んで載せてもいいですか?
当サイトでは判断いたしません。消費者庁の運用基準は、事業者が自社のウェブサイトで第三者の表示を使う場合について、評判を上げる意見だけを抽出しているのにそれが読む人に分かりにくい形や、良い点と悪い点の一方だけを取り上げる形を、例として挙げています。どの口コミを載せたかの決め方は、ページに書いておくと読む人に伝わります。
Googleマップの口コミを、自社のサイトに自動で表示させるときの決まりはありますか?
Google の地図のデータを使う仕組み(Places API)で口コミを表示する場合の決まりは、Google for Developers「Places API のポリシーと帰属」に書かれています。たとえば「写真やクチコミを表示する際は、必ず著作者を明記する必要があります。」「レビューの並べ替えとフィルタリングの方法(適用された検索条件を含む)を説明する明確な通知を含めます。」とあります(2026年10月20日 に確認)。この仕組みを使うかどうか、使い方が決まりに合っているか、Step 02 の同意の話とどちらに当たるかの判断は、当サイトではいたしません。
口コミの載せ方も含めて、
外から見てほしいとき。
ホームページのアドレスを1つ送っていただければ、伝わり方を含む4項目を読み、まず直すところ3つをPDFでお返しします。毎月5社まで・費用はかかりません。売り込みの電話はいたしません。口コミの使い方が許されるかの判断はいたしません。