見積書に「修正5回まで無料」と書いてあっても、その「1回」が何を指すのかは会社によって違います。ここを確かめずに契約すると、公開間際になって「これは仕様変更なので別料金です」となることがあります。
このページでは、修正の回数を数える前に確かめること、修正と仕様変更の境目、回数を使い切らないための進め方を書きます。
「1回」の数え方は、会社によって違う
同じ「5回まで」でも、中身がこれだけ変わります。
| 数え方 | 何が起きるか |
|---|---|
| まとめて送った指摘を、1回と数える | 10か所まとめて直しても1回。使いやすい |
| 指摘1件を1回と数える | 10か所直すと10回。5回では足りません |
| 作業した回数を1回と数える | こちらが送っていなくても、直せば減ることがあります |
| 公開前だけ無料、公開後は別料金 | 公開後に気づいた分は有料になります |
「まとめて送った指摘を1回と数えますか」——この一言を見積もりの段階で聞いてください。答えが書面で返れば、あとで揉めません。
自分で確かめる:手元の見積書と契約書で「修正」の行を探す
使うもの:届いている見積書と、契約書(または利用規約)。「修正」「回数」「校正」の言葉が出てくる行に印を付けます。
判定:▸ 上の表の数え方のどれに当たるかが書いてある → その数え方で、回数が足りるかを考えます。「まとめて1回」なら使いやすい側です。▸ 「◯回まで」とだけあって、数え方が書いていない → 上の一言を、契約の前に聞きます。▸ 修正の行そのものが見当たらない → 公開前に何回まで・いくらで直してもらえるかを聞きます。▸ 公開前の話しか書いていない → 下の「公開後の修正は、別に確かめる」の3つを足して聞きます。
修正に当たるもの、仕様変更に当たるもの
もう一つの境目がこれです。仕様変更は、たいていの会社で追加費用になります。どこからが仕様変更かを先に知っておくと、無料の回数を有効に使えます。
| 例 | ふつうの扱い | |
|---|---|---|
| 修正 | 文言を変える、写真を差し替える、色味を調整する、並び順を入れ替える | 回数に含まれることが多い |
| 境目 | 1ページのレイアウトを作り直す、見出しの構成を変える | 会社による。先に聞く |
| 仕様変更 | ページを追加する、機能(予約・会員・カート)を足す、デザインを一から作り直す | 追加費用 |
見積書の段階でページ数と、入れる機能を確定させておくと、仕様変更は起きにくくなります。逆に「とりあえず作ってみて、見てから決める」と進めると、追加費用になりやすい形です。
回数を使い切らないための進め方
直したいところは、細切れに送るほど回数が減ります。まとめ方にコツがあります。
- 1〜2日置いてから、まとめて送る:見た直後に思いつくことと、翌日気づくことは違います
- 場所を特定して書く:「トップの上から3つ目の見出し」のように。画面の写真に印を付けて送るのがいちばん早いです
- 「どう直したいか」より「何が気になるか」を書く:「もう少し大きく」より「スマホだと読みにくい」のほうが、適切な直し方が返ってきます
- 優先順位を付ける:「どうしても直したい」「できれば」「気づいただけ」の3段階に分けると、回数を使う判断がしやすくなります
- 家族や社員にも見てもらってから送る:自分では気づかない読みにくさが出ます
この形で送れば、回数を使い切りにくくなります。逆に、思いついた順に1か所ずつ送ると、どの数え方の会社でも足りなくなります。
公開後の修正は、別に確かめる
無料の回数は、たいてい公開前の話です。公開後に文章を直したいとき、写真を差し替えたいときにいくらかかるかは、別に聞いてください。
- 1件いくらか(まとめて頼むと単価が下がる形があるかも聞く)
- 何日で対応してもらえるか
- 自分で直せる部分はどこまでか(WordPressなどが入っていれば、文章や写真は自分で変えられます)
公開後の費用の分け方は管理費・保守費は払い続けるべきかに、見積もり全体の比べ方は制作会社の選び方にまとめています。
修正の回数は、契約の前に確かめる項目の1つでもあります。権利・名義・解約・リースと合わせて契約の前に確認する5つに並べてあるので、見積書と一緒に当ててみてください。
もう1つ、修正の回数とは別の話があります。公開したあとに検索やGoogleマップ(MEO)で見つけてもらう作業は、修正でも仕様変更でもなく、制作とは別の仕事です。作っただけでは人は来ないので、費用も別に考えておいてください(公開したあと、育てる)。
IZANAの場合
当社はデザインの修正を5回まで含めています。数え方と範囲を書いておきます。
- まとめて送っていただいた指摘を、1回と数えます(1件ずつではありません)
- 文言の変更、写真の差し替え、色味や余白の調整、並び順の入れ替えは、この回数に含みます
- ページの追加、機能の追加、一から作り直しは仕様変更として別途お見積もりします
- 6回目からは別途お見積もりになります(いま何回目かは毎回お伝えします)
- 公開後は、納品後3ヶ月まで誤字脱字や表示崩れなどの軽い修正は無料です。画像の差し替えと、3ヶ月を過ぎてからの修正は1箇所8,000円(税抜)、5件パックは35,000円(税抜)です
回数が足りるかどうかは、打ち合わせで何をどこまで決めておくかで変わります。最初に扱う仕事とページの並びを固めておけば、大きな作り直しは起きにくくなります。最新の条件は料金ページをご覧ください。
今のサイトを見てほしい場合は、無料診断にサイトのアドレスを送っていただければ、問い合わせへの動線・伝わり方・プロ感・検索とGoogleマップでの見つかり方の4項目を読み、まず直すところ3つをPDFでお返しします。毎月5社まで、費用はかかりません。電話 080-6058-4020、LINEでも受け付けています。お電話はつながりにくいことがあります。確実なのはLINE・メールです(やり取りが文字で残るので、行き違いもありません)。
よくある質問
「修正5回まで無料」の「1回」は、何を数えているのですか?
会社によって違います。まとめて送った指摘を1回と数える会社、指摘1件を1回と数える会社、作業した回数を1回と数える会社、公開前だけ無料の会社があります。「まとめて送った指摘を1回と数えますか」と見積もりの段階で聞き、答えを書面でもらっておくと、あとで揉めません。
修正と仕様変更の境目は、どこですか?
文言を変える、写真を差し替える、色味を調整する、並び順を入れ替えるといった直しは、修正の回数に含まれることが多いです。ページの追加、機能(予約・会員・カート)の追加、デザインを一から作り直すことは、たいてい追加費用になります。1ページのレイアウトの作り直しや見出しの構成の変更は会社によるので、先に聞いてください。
公開したあとの修正には、いくらかかりますか?
無料の回数は、たいてい公開前の話です。公開後の費用は別に聞いてください。聞くのは、1件いくらか、何日で対応してもらえるか、自分で直せる部分はどこまでか、の3つです。当社の場合、納品後3ヶ月は誤字脱字や表示崩れなどの軽い修正を無料で承ります。画像の差し替えと、3ヶ月を過ぎてからの修正は1箇所8,000円(税抜)、5件パックは35,000円(税抜・実質1件7,000円)です。スタンダード保守以上にご加入の方は、月内の修正が含まれます。
IZANA WEB制作より
納品するのは、ホームページだけではありません
検索で見つかる入口と、問い合わせまで迷わせない導線を制作の最初から組み込みます。検索からの流入は公開後に育てていくもので、順位や集客数の保証はできません。その前提をご説明したうえで、サイトは買い切りで制作します(公開してからの保守はお勧めしています)。仕上がりは契約前に業種別サンプルでご確認いただけます。