電気工事の集客。
メーカーや組合のページに載っていても、
それは御社のページではない。
電気工事の集客を調べると、紹介、元請け、マッチングサイト、Googleマップと、入口の一覧が出てきます。ただ、どの入口で名前を知った方も、確かめに行った先に何があるかで、次の一手が変わります。
IZANAは1ページ型30万円から、いまあるサイトの改善・再構築は50万円から(税抜)でご相談を承ります。
IZANAは2026年9月、全国10県の電話帳から電気工事店を抜き出し、社名と市名で1社ずつ検索して、自社のホームページが出てくるかを数えました。分母にした119社で、自社のサイトが見つかったのは32社(26.9%)です。
取り上げるのは入口の比べ方ではなく、サイトの無かった会社を調べたとき、画面に何が並んだかです。数字と数え方は電気工事店のホームページ実態調査に載せています。入口別の件数は見ていないので、順位や依頼の数を請け合うことはしません。言えるのは、公開情報から読めることと、サイトの作りで変えられることまでです。
サイトが無かった87社を調べると、
出てきたのは「借りたページ」でした。
自社のサイトが無かったのは、119社のうち87社(73.1%)でした。その87社を社名と市名で検索すると、次のような会社自身が作ったものではないページが出てきました(どれが何社かは数えていません)。
- 電話帳サイト・地図サイト・口コミサイト
- 法人データベース・求人サイト
- メーカーの「お店紹介」のページ
- 商工会や組合の会員名簿
どれも、載せられるのは会社名・住所・電話番号までです。どんな工事を受けるか、料金の考え方、資格や登録は、そこには書けません。載っている項目も、いつ直すかも、そのページを運営している側の決まりで決まります。
責める話ではありません。87社は、サイト無しで仕事を続けている会社でもあります。そのうえで、紹介や元請けで名前を知った方が調べたとき、出てくるのが「借りたページ」だけだと、御社が自分で伝えたいことを置く場所がありません。
※ 数え方=全国10県の電話帳「電気工事業」から抜き出した120社。同じ社名の会社が2つあり、どちらのサイトか決めきれなかった1社を分母から外して119社。検索日は2026年9月17日。出てきたサイトは、電話帳の住所・電話番号と照らし合わせ、本人のものと確かめてから数えています。
無料の店舗ページが終わって、
ページごと消えていた3社。
87社のなかで、目立ったものが2つありました。
| サイトが無かった87社の中で | 社数 |
|---|---|
| 無料の店舗ページのサービスが終わり、ページごと消えていた(検索結果にはリンクが残り、開くと別の画面) | 3社 |
| InstagramやFacebookのページだけがあった | 2社 |
自分のドメイン(○○.com のような住所)を持たずに、無料のサービスの中にページを置いていると、そのサービスが終わったときに、積み上げたものが一度に無くなります。検索結果のリンクだけが残るので、調べた方はクリックして、知らない画面にたどり着きます。今回、実際に3社で起きていました。自分のドメインを取るときに .com と .jp のどちらにするかは、ドメインは、.com と .jp のどちらにするかに、登録の決まりの原文と並べています。
SNSのページは、続けている限り動いている会社だと伝わります。ただ、どこまで来てくれるか、何の工事を受けるかは、投稿を遡らないと分からないことがあります。インスタだけで集客は足りるかに、足りている条件と足りなくなる場面を整理しています。
IZANAの無料診断は、公開ページの伝わり方と相談までの流れをツールで確かめる初回確認です。
サイトがあっても、
スマホからすぐ電話できるのは半分。
サイトがあった32社で、スマホの画面幅に合わせてあり、しかも電話番号をタップしてそのままかけられる——この両方がそろっていたのは16社(50%)でした。業種ごとの実態調査の表の「電話番号をタップで発信できる 53%」はタップだけを数えたもので、ここは画面幅とタップの両方を満たした数です。
ブレーカーが落ちた、コンセントが使えない、照明がつかない。電気の困りごとは、その日のうちに何とかしたい種類のものです。どの入口から名前を知った方も、電話をかけるときはスマホの画面から、という場面を考えておくところです。
ほかの連絡の手段も数えると、メールアドレスを載せていたのは5社(16%)、LINEの窓口は1社(3%)でした。良し悪しの順位はつけません。電話で受ける会社なら番号が押せるか、LINEで受ける会社なら窓口があるか——受け方とサイトの置き方が合っているかだけ、確かめてみてください。
※ 電話のタップと画面幅は、2026年9月19日にスマホとして開き直して数えた値です。タップの割合は、ほかの業種を同じやり方で数えても5〜7割に収まり、業種による差ははっきりしませんでした。
借りたページと、
自分のページの分け方。
メーカーのお店紹介や組合の名簿は、やめる必要はありません。そこに載っていることで見つけてもらえる場面もあります。分け方は1つだけです。
- 借りたページ=名前・住所・電話番号。運営している側の決まりで項目が決まる。消えるかどうかも相手次第
- 自分のページ=受ける工事、対応する地域、料金の考え方、資格と登録、施工の記録。自分で直せて、自分で消さない限り残る
借りたページから自分のページへ、1本つながっているだけで、名前を知った方の次の一手が生まれます。自分のページに何を載せるか(料金の見せ方・資格と登録の書き方)は、電気工事店のホームページ制作のページに詳しく書いています。
電気工事店のサイトの制作費と、
必要なページ数の考え方。
電気工事店のサイトの費用は、借りたページの先に自分のページを1枚置くのか、施工の記録を自分で積み上げていく形にするのかで変わります。金額はIZANAの現行の公開料金(税抜・制作費)です。サイト本体は買い切りで、月々お金を払い続けないと消える、という形ではありません。お支払いは着手金50%・残金50%の2回払いです。そのうえで、公開してからの保守はお勧めしています。サーバーとドメインの実費(約13,200円から/年・税込)は別にお預かりします。
| プラン | 初期費用 | サイト本体 | ページ数 | 電気工事店での使い方 |
|---|---|---|---|---|
| LP(ランディングページ・1ページ型) | 30万円〜 | 買い切り | 1ページ | まず自分のページを1つ持ちたい/受ける工事・対応地域・資格と登録・連絡先を1枚にまとめたい |
| サイト改善・再構築(最大5ページ) | 50万円〜 | 買い切り | 最大5ページ | 施工の記録を自分で足したい/住宅の工事と、店舗・工場の工事を分けて見せたい(WordPress) |
| プレミアム(最大10ページ) | 80万円〜 | 買い切り | 最大10ページ | コンセント・照明・分電盤・EV充電・太陽光などを1種類ずつ立てたい/元請け向けの会社案内も分けて見せたい |
どのプランでも共通で含まれるもの
- 独自ドメインの取得・年次更新をIZANAが代行(実費分のお預かりのみ)
- サーバーの初期設定から公開までの段取りを代行
- スマートフォン・タブレットに合わせた表示
- SSL(https)への対応
- お問い合わせフォームの設置
- Google Search Console の連携(Google Analytics の設置は ¥5,000 のオプション)
- 公開前のデザイン修正5回まで(いま何回目かは毎回お伝えします)
電気工事店で追加のご相談をいただける項目
- 施工の記録を、御社で1件ずつ足せる形に組む
- メーカーのお店紹介・組合の名簿から、自分のページへつなぐ導線の整理
- 電話・フォーム・LINEなど、ふだん受けている手段に合わせた連絡の置き方
- 工事の種類と建物を選んで送れる見積もり・現地調査の依頼フォーム
サイト本体は買い切りですが、公開したあとに掛かる費用が0円になるわけではありません。調査では、最後に手が入った年が分かった25社のうち9社(36%)が2023年以前で止まっていました。自分のドメインで持っていれば消えることはありませんが、誰がいつ直すかは先に決めておくと安心です。事例や記事を書く手が社内に無いときは、ブログ記事の代筆(月2本)を含む「育てる」のプランもあります(お勧めしていますが、強要はしません)。サーバーとドメインの実費、保守、原稿の差し替え、育てる作業は、それぞれ別のものです。ホームページの管理費・保守費は、払い続けるべきか(4つに分けて考える)に、何を止めてよくて何を止めると危ないかを整理しています。
借りたページも自分のページも、
押して確かめる3つ。
社名で調べた人がたどり着く先が、いまも生きているか。電気工事店のサイトで、調査のときに詰まっていた3か所を、御社の側で押して確かめられます。
Check 1:検索結果に残っている「借りたページ」を押すと、開くか
スマホで社名と市の名前を検索し、出てきた無料の店舗ページやメーカーのお店紹介を、1つずつ押します。別の画面や「ページが見つかりません」に飛ぶなら、そのリンクは止まっています。調査では、サイトが無かった87社のうち3社で、無料の店舗ページのサービスが終わり、ページごと消えていました。
Check 2:電気工事業の登録番号(または届出の年月日と届出先)が、サイトに書いてあるか
会社案内のページで、電気工事業の登録番号(建設業の許可を持つ会社は、届出の年月日と届出先)が書いてあるかを見ます。建設業許可の番号だけなら、この確かめでは「無い」です。サイトがあった32社のうち、電気工事業の登録・届出の番号があったのは8社でした(数え方は電気工事店のホームページ実態調査の「標識」と同じ内容の節)。標識をどこに掲げる決まりか(法律の原文)は、ホームページの会社概要に何を書くかに引いています。
標識に書く事項は、電気工事業法施行規則 第12条が会社の形ごとに決めています。登録電気工事業者は「登録の年月日及び登録番号」(2026年10月16日に原文を確認)、建設業の許可を持つ会社(みなし登録電気工事業者)はそれを「届出の年月日及び届出先」と読み替え、自家用電気工事だけの会社(通知電気工事業者)は「通知の年月日及び通知先」です。登録の有効期間は5年です(電気工事業法 第3条第2項)。経済産業省は2023年11月10日、「自社を紹介するホームページ等においても標識と同様の内容を掲載いただきますようご協力をお願いいたします。」と協力を依頼しています。御社がどの形に当たるかは、IZANAでは判断しません。
登録電気工事業者・みなし登録電気工事業者・通知電気工事業者のどれに当たるかで変わる書き方の例は、電気工事業の「登録番号」を、ホームページにどう書くかにまとめています。
※ 出典=電気工事業の業務の適正化に関する法律(e-Gov 法令検索 345AC1000000096)第3条・同施行規則(同 345M50000400103)第12条・経済産業省「電気工事業者が掲示すべき標識内容のホームページ等での掲載について(協力依頼)」。いずれも2026年10月10日に確認。
Check 3:スマホで開いて、字が画面に収まり、電話番号を押すとかかるか
自分のスマホでトップを開き、横にずらさずに読めるか、電話番号を押すと電話の画面になるかの2つを見ます。片方でもできなければ「無い」です。サイトがあった32社で、この2つがそろっていたのは16社でした。
3つのうち、押して止まったところだけ直せば足ります。借りたページは御社の側では直せないことがあるので、そのときは運営している側に問い合わせるか、自分のページへのリンクを置くかを考えます。外から見てほしいときは、無料診断にURLを送ってください。検索の順位や依頼の件数まで分かるものではありません。
よくあるご質問
Q1:紹介と元請けの仕事で回っています。サイトは要りますか?
「要る」とは言いません。数えた119社のうち87社はサイト無しで続いていました。そのうえで、紹介や元請けで名前を聞いた方が調べたとき、出てくるのが借りたページだけなら、受ける工事や資格・登録を御社の言葉で伝える先がない、というだけの話です。順位や依頼の数は請け合えません。
Q2:メーカーの「お店紹介」に載っています。それで足りませんか?
載っていること自体は役に立つので、外す必要はありません。気をつけたいのは、項目も更新の時期も運営する側が決めることです。受ける工事、回る地域、料金の考え方まで書くなら、御社で直せる場所が別に要ります。お店紹介から御社のページへ1本つながっていれば、それで足ります。
Q3:「電気工事 集客」で上に出るようにできますか?
順位はお約束できない言葉です。「電気工事 集客」の検索結果の1ページ目(2026年9月24日に見たもの)は、集客のやり方を並べた記事や、加盟する会社を募るページで埋まっていて、工事を頼む方に向けたページはありませんでした。頼む方の言葉ではない、と考えています。工事を頼む方は「◯◯市 電気工事」「コンセント 増設 ◯◯市」のように、場所と工事の名前で探します。こちらで整えられるのは、そうした言葉に近い書き方と、社名から迷わない作りまで。検索とGoogleマップの手入れ(MEO)は、制作とは別の仕事で、費用も別です。
Q4:電気工事店119社の数字から、言えないことは何ですか?
3点あります。①10県から選んだ119社の数字で、御社の地域を数えたものではありません。②サイトの無かった87社で何が出てきたかは、目立った2つ(消えた3社・SNSだけ2社)のほかは件数を取っていません。③入口ごとの件数や、依頼につながったかどうかは見ていません。
Q5:建設業の許可を持つ電気工事店も、電気工事業の登録番号を書くのですか?
電気工事業法第34条は、建設業者が電気工事業を営むときは登録電気工事業者とみなし、電気工事業を開始したときは届け出るよう定めています。施行規則第12条は、その標識について「登録の年月日及び登録番号」(2026年10月16日に原文を確認)を「届出の年月日及び届出先」と読み替えています。御社がどれに当たるかは、IZANAでは判断しません。届出をした都道府県(または経済産業省)の窓口に確かめてください。
入口を増やすのは、
自分のページを持ってからでも間に合います。
まず、ご自分の社名で検索して、出てきたものを押してみてください。借りたページしか出てこないか、自分のページが出てくるかが分かります。サイトがある方は、IZANAの無料診断で、社名で確かめに来た方に何が見えているか(受ける工事・地域・資格と登録・連絡の手段)をツールで確かめてお返しします。サイトがまだ無い方は、いちばん多い工事と対応地域、いま頼っている入口(紹介・元請け・メーカーのお店紹介など)を教えてください。URLだけでは、検索の順位や受注の件数までは分かりません。そのあと制作や改修を頼むかどうかは、ご自身で決めていただけます。
数字の出どころを先に読みたい方は、電気工事店のホームページ実態調査をご覧ください。