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この調査は、IZANAが自分の目と手で数えたものです。どこかの記事で読んだ数字ではありません。

同じ日に、まったく同じ数え方で電気工事店120社も数えました電気工事店の調査)。業種ごとの数字を、あとから並べて読めるようにするためです。

どうやって選んだか、何を「あり」と数えたか、どこが数えきれなかったかまで、あとから誰でも追えるように書いてあります。数字だけを信じてほしいのではなく、数え方ごと見ていただきたいからです。もし数え方に無理があれば、そう教えてください。次の調査で直します。

電話帳に載っている塗装店のおよそ7割は、
自社のホームページを持っていませんでした。

120
調べた会社
37
自社のホームページが
あった会社
31.1%
その割合
(分母119社)
 件数割合
調べた会社120社
どちらとも決められず、分母から外した会社1社
有効な分母119社100%
自社のホームページがあった37社31.1%
無かった82社68.9%

※「どちらとも決められなかった1社」=同じ社名の会社が複数あり、検索で出たサイトがどちらのものか確定できなかったため、多いほうに寄せず分母から外しました。

「無かった」82社のうち、記録に残した7社

82社の大半は、社名と市名で検索してもその会社が運営しているページが出てこなかった会社です。そのなかで、単に「無い」とは書けない形のものが7社ありました。

開けない4社について
ドメインが切れても、検索結果のリンクはしばらく残ります。お客様は押して、何も出ない画面にたどり着きます。「うちはホームページを作ったことがある」という会社でも、今この瞬間に開けるかどうかは別の話です。ご自分の会社名で一度検索して、出てきたリンクを押してみてください。それだけで分かります。
御社のホームページが、この調査のどのあたりにいるのか。無料診断で4つの項目を人の目で読み解き、まず直すところ3つをお返しします(毎月5社限定)。
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サイトがあった37社の中身。
施工前後の写真を出しているのは、41%でした。

ホームページがあった37社について、先に決めておいた12項目を数えました。判定はトップページと、そこから辿れる最大7ページのHTMLを見ています。

問い合わせフォーム/問い合わせページがある(数え直し)
33/37・89%
スマホの画面幅に合わせてある
33/37・89%
https で開ける
28/37・76%
施工事例・実績のページがある
25/37・68%
電話番号をタップで発信できる
26/37・70%
施工前後(ビフォーアフター)の写真を出している
15/37・41%
使う塗料の名前やグレードを出している
15/37・41%
メールアドレスを載せている
12/37・32%
資格・許可・登録を載せている(数え直し)
26/37・70%
料金・費用の目安を載せている
7/37・19%
LINEの窓口がある
3/37・8%

※「スマホの画面幅に合わせてあり、かつ電話をタップで発信できる」の両方を満たしたのは 25社(68%)でした。
※「電話番号をタップで発信できる」「スマホの画面幅に合わせてある」は、2026年9月19日に、スマホとして開いて数え直しました(パソコンとして開いたときは表示されない電話ボタンがあったため)。
※「施工事例のページも、施工前後の写真も無い」会社は 11社(30%)でした。
※「問い合わせフォーム/問い合わせページ」は、2026年9月18日に数え直しました。機械の判定が、ホームページ作成サービスの部品のアドレスに入っている「form」の文字(Transforms など)にも当たっていたためです。判定が食い違ったサイトと、どちらの判定でも「なし」だったサイトを、1社ずつ画面で開いて確かめ、34社→33社に直しています(「あり」→「なし」3社・「なし」→「あり」2社)。

最後に更新した年

更新日・お知らせの日付・著作権表示のいずれかで「最後に動いた年」が分かったのは、37社のうち28社でした。

最後に更新した年社数
2026年10社
2025年3社
2024年2社
2023年3社
2021年2社
2018年2社
2017年1社
2016年1社
2015年1社
2014年1社
2013年1社
2008年1社
年が分からなかった9社

※年が分かった28社のうち13社(46%)は2023年以前で止まっていました。いちばん古いもので2008年です。

同じ日に、同じ数え方で電気工事店120社も数えました。

ひとつの業種だけを見ると、その数字が「その業種の特徴」なのか「小さな工事店に共通する状態」なのかが分かりません。そこで同じ日に、同じ10県・同じ選び方・同じ判定で電気工事店も120社数えて、並べられるようにしました。

数えたこと電気工事(分母119社)塗装(分母119社)
自社のホームページがある26.9%31.1%
電話をタップで発信できる53%70%
施工事例のページがある69%68%
資格・許可・登録を載せている
※それぞれの業種の資格名で数えたもの
59%70%
うち「建設業許可・知事許可」など、2業種に共通する言い方だけで数えたもの61%46%
料金の目安を載せている9%19%
LINEの窓口がある3%8%
更新が2023年以前で止まっている36%46%

※ 割合の分母が違います。電気工事は「サイトがあった32社」、塗装は「サイトがあった37社」です。
※ 名簿から外す決まりは2業種でほぼ同じですが、塗装だけ「受付センター」を含む掲載を除外に足しています(Section 05)。数字を並べるときは、この違いも一緒に見てください。

並べて分かったこと
電話をタップで発信できるのは、電気工事53%・塗装70%でした(2026年9月19日にスマホとして開いて数え直した数)。その後に同じ数え方で数えた工務店・水道・リフォーム・建設(土木)も53〜70%で、6業種とも5割〜7割、業種による大きな差はありませんでした。
つまりこれは塗装という業種の話ではなく、小さな工事店のホームページ全体に共通する状態だと考えるほうが正しそうです。

🔴 「資格の掲載」は、私たちの数え方が間違っていました

このページを最初に公開したとき、資格の掲載は30%と書いていました。その数字は誤りです。原因は、電気工事の調査で使った語の一覧(電気工事士・第一種電気工事・登録電気工事業…)を、そのまま塗装にも当てはめていたことです。塗装技能士も、有機溶剤作業主任者も、足場の組立て作業主任者も、その一覧には入っていませんでした。

同じ37社を、塗装で意味のある資格名で数え直した結果が下です。

数え方資格・許可・登録を載せている
電気工事の語の一覧で数えた(最初に公開した数字・誤り)11/37・30%
「建設業許可」「知事許可」など、業種を問わない言い方だけ17/37・46%
塗装の資格名を入れて数えた(こちらが正しい)26/37・70%

※数え直しは2026年9月17日に同じ37社を取り直して実施。当たった語の内訳=知事許可14・塗装技能士11・建設業許可9・施工管理技士8・有機溶剤作業主任者8・技能士6・職業訓練指導員3・足場の組立て3・外壁診断士2・石綿作業主任者2・一級建築士1・二級建築士1。

つまり、塗装店の7割は資格や許可を載せていました。「資格が要らない業種だから載せない」という説明を最初に書きましたが、それは数え方の誤りから出た話で、事実ではありませんでした。訂正します。

ここから学んだこと
業種をまたいで同じ道具で数えるときは、「その業種の言葉が道具に入っているか」を先に確かめる必要があります。語の一覧は見つけるための道具であって、「これだけ見ればいい一覧」ではありません。次の業種(工務店)では、数える前に一覧を作り直しました。

数字の外で、気づいたこと

① 事例のページがあることと、前後の写真・塗料名があることは別

施工事例のページがあったのは25社でした。その25社の中を数えると、施工前後の写真が無いのが11社、使う塗料の名前やグレードが無いのが14社、どちらも無いのが7社です。事例のページの有無と、その中身の有無は、別々に数える必要がありました。

塗装は、仕上がりが写真でしか伝わりません。金額の差も、多くは塗料のグレードで決まります。この2つは、お客様が頼むかどうかを決めるときに見る材料です。この調査では良し悪しを判定していませんが、「載っているか・いないか」ははっきり分かれました。

② 料金の目安を載せているのは、37社中7社

塗装の金額は、面積・下地の傷み・塗料のグレード・足場の条件で変わります。だから「載せられない」と考えるのは自然なことです。それでも「この工事はいくらから」「なぜ金額が動くのか」を書いておくだけで、お客様は相談していいかどうかを自分で決められます。

金額をひとつに決めて出す必要はありません。幅と、その幅が動く理由が書いてあれば足ります。

③ 見た目が新しくても、押せる連絡先が無いことがある

今回、新しい作り方(表示のときに中身を組み立てる方式)で作られたサイトが1社ありました。配色も整っていて、スマホでも崩れません。けれどタップで発信できる電話番号も、問い合わせフォームもありませんでした。

電気工事店の調査でも、まったく同じ型が1社ありました。デザインの新しさと、問い合わせのしやすさは別のものです。きれいに作り直しても、押せる連絡先が無ければ、困っているお客様はそこで止まります。

④ 電話帳には、会社ではない「受付窓口」が混ざっている

名簿を作る段階で、ひとつの業者が地区名を変えて何件も載っている掲載が見つかりました。「○○外壁塗装の窓口・壁・屋根塗り替えサービス △△市・□□町・…・出張受付センター」という形で、柏市に3件、尾道市に2件です。実体のある事業所ではなく、紹介サービスの受付窓口でした。

良し悪しを言うものではありません。ただ、これを1社ずつ数えるとその1社の都合で「ホームページあり」の割合が上がってしまうので、名簿から外しました。この型は電気工事の名簿には出てきませんでした。外壁塗装に一括見積もりのサービスが多いことの表れだと思われます。

数え方は、ほかの調査と同じです。
違うところだけ書きます。

電話帳から10県 × 3市 × 4社を選ぶやり方、「ホームページがある」の判定、共通の10項目は、リフォーム会社の調査の Section 05にまとめて書いてあります。数える項目と選び方は、計測に入る前に文書にしました。ここには、塗装の調査だけのことを書きます。

なぜ「建築塗装工事業」なのか

電話帳には塗装の分類が3つあります。「塗装業」は看板や機械の塗装まで含む広い分類、「金属製品塗装業」は工業用です。このページが見ているのは建物を塗る会社なので、建物の塗装に絞った「建築塗装工事業」を使いました。この選び方自体が結果を左右します。

名簿から外したもの=「受付センター」を足しました

120社を選ぶ過程で61件を外しています(拠点・団体・受付センター32件/重複29件)。塗装の調査で初めて足したのが、社名に「受付センター」が入る掲載です。紹介サービスの受付窓口で、実体のある事業所ではないためです(Section 04 の④)。電話帳の重複は、全角・半角と空白をそろえてから比べています(「上武 ペイントサービス」と「上武ペイントサービス」のように、空白の有無だけが違う重複があったため)。

塗装だけの2項目

共通の10項目に、施工前後の写真使う塗料の名前・グレードの2つを足しました。この2つを足すことは、1社も数え始める前に決めています。

この調査で、言えないこと

電話帳に載っていない会社は入っていないこと、「検索で見つからない=無い」として数えていること、奥のページまでは見ていないこと、良し悪しの評価はしていないことは、リフォーム会社の調査の Section 06と同じです。社名は出さず、割合と件数だけを公開しています。塗装の調査だけの断りは、次の2つです。

「料金19%」「塗料41%」は、多少高くなる可能性があります

トップページと、そこから辿れる最大7ページまでしか見ていないので、それより奥にだけ料金や塗料名が書いてある会社は拾えていません。

2026年9月17日の1回の調査です

時間が経てば変わります。次に数えるときは、同じ数え方でやり直して、比べられるようにします。

Section Summary

「そのサイトは本当にその会社のものか」を、あとから照合しました

計測が終わったあと、見つけたサイトにその市の名前か県の名前が出ているかを機械で確かめ、出ないものは1件ずつ目で見直しました。そこで4件の誤りが見つかりました。同じ社名の別の県の会社が3件と、塗料メーカーの提携店紹介ページが1件です。この照合をしていなければ、4件を「ホームページあり」と数えたまま公開していました。数え方には、あとから自分を疑う手順を入れておく必要がある、と分かった回でした。

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