自社の名前で検索すると、
同じ名前の別の会社が出てくる。
先に結論を書きます。社名で調べた人に、よその県や別の業種の、同じ名前の会社が先に見えていることがあります。当方が数えた調査では、自社のサイトが見つからなかった5業種415社のうち53社(13%)で、検索すると同じ名前・似た名前の別の会社が出てきました。
- まず自分で確かめる:社名だけ、社名と市の名前、の2通りで検索し、出てきたサイトを開いて、市の名前と電話番号が自社のものかを見ます
- 見分けてもらう材料は、名前ではなく中身に置く:どこの会社か(市の名前)・何の会社か(扱う仕事)・電話番号を、最初の画面と会社概要に書きます
- Googleマップの名前には足さない:Google のガイドラインは、ビジネス名に所在地などの情報を足すことを認めていません。地域は住所やサービス提供地域の欄に入れます
名前を変えるべきか、相手の会社とどう向き合うかは、当サイトでは判断しません。ここに書くのは、自分の側で確かめられることと、書いておけることまでです。
自分の名前で検索すると、何が出てくるか
お客様は、紹介やチラシで名前を知ったあと、スマートフォンで社名を打って調べることがあります。そのとき何が見えているかを、同じ手順で確かめます。
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社名だけで検索して、いちばん上を見る
使うもの:スマートフォンの Google 検索(ふだん使っていない端末や、ログインしていない状態だとなおよい)名刺に書いている社名(屋号)を、そのまま打ちます。株式会社などは付けても付けなくても構いません。
▸ いちばん上が自社のサイトか、自社の Googleマップの枠 → 次の確かめへ
▸ 知らない会社・施設・地名が先に出る → 社名だけでは見分けられない状態です。Step 03 へ -
社名と市の名前で検索して、出てきたリンクを開く
使うもの:同じ検索。社名のあとに、会社のある市の名前を足します出てきたサイトを、見た目や名前で判断せずに開いてみます。
▸ 開いたページに、自社の市の名前と電話番号が書いてある → 自社のサイトです
▸ 市の名前も電話番号も無い、または別の県の住所 → 同じ名前の別の会社です。名前だけで「自社だ」と思っていたなら、お客様も同じ間違いをします -
自社のサイトを開いて、最初の画面に「どこの・何の会社か」が書いてあるか
使うもの:自社のトップページ(スマートフォンで)スクロールせずに見える範囲に、市の名前・扱う仕事・電話番号のうち、いくつが入っているかを数えます。
▸ 3つとも入っている → 名前が同じでも、開いた人は見分けられます
▸ 社名とキャッチコピーだけ → 同じ名前の会社のサイトと並んだとき、どちらが探している会社か分かりません。Step 03 へ
同業では、どれくらい起きているか
当方は、全国10県の電話帳から選んだ会社を、社名と市の名前で1社ずつ検索して数えています。自社のサイトが見つからなかった会社について、検索で何が出てきたかを同じ分け方で数えた5業種の結果が、次の表です。
| 調べた業種 | 自社のサイトが見つからなかった | 同じ・似た名前の別の会社が出た |
|---|---|---|
| 水道・設備 | 92社 | 8社 |
| リフォーム | 57社 | 2社 |
| 建設(土木) | 73社 | 11社 |
| 造園 | 85社 | 9社 |
| 町工場(鉄鋼) | 108社 | 23社 |
| 合計 | 415社 | 53社(13%) |
※ 出典=一人親方・職人のホームページの表(各業種の実態調査・2026年9月)。工務店の調査はこの分け方で数えていないので、表に入れていません(工務店では、自社のサイトが無いとした65社のうち17社で、検索すると別の県の同じ名前の会社が出てきました)。
数えている途中でも、同じことが起きました。
- 水道の調査では、検索で出てきたのが同じ社名の別の会社だった8社のうち4社は、サイトを開いて市の名前も県の名前も1回も出てこないことを確かめて、はじめて別の会社だと分かりました(水道工事店のホームページ実態調査)
- 同じ水道の調査で、検索に出ていたアドレスを開くと、まったく別の建設会社のサイトが出た会社が1社ありました。その会社自身のサイトは、別のアドレスで見つかりました
- リフォームの調査では、名前が同じ別の事業者が出た2社がある一方で、市の名前が出てこなくても、本社が別の市にあるだけで同じ会社だったところが2社ありました(リフォーム会社のホームページ実態調査)
① 数えたのは、自社のサイトが見つからなかった会社だけです。サイトを持っている会社が同じ名前の会社と並んでいるかは数えていません。② 同じ名前の会社が出たことで、問い合わせがどれだけ減ったかは分かりません。③ 業種ごとに分母も名簿から外す決まりも違うので、業種どうしを比べて「この業種は多い」とは読まないでください。
言えるのは、名前だけでは、数えている当方も間違えかけた、ということまでです。名前で探すお客様も、同じところでつまずきます。
見分けてもらうために、どこに何を書くか
当方が数えるときに「同じ会社かどうか」を決めた手がかりは、名前ではなく、市の名前と電話番号でした。お客様が見分けるときも、同じものを使います。だから、それを見つけやすい場所に置きます。
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最初の画面に、市の名前と扱う仕事を書く
置く場所:トップページの、スクロールせずに見える範囲「〇〇市の外壁塗装」「〇〇町で剪定と草刈り」のように、どこで・何をしている会社かを1行で書きます。キャッチコピーより先に、この1行が目に入るようにします。
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会社概要の表記を、ほかの場所とそろえる
見比べるもの:名刺・看板・請求書・Googleマップの登録社名の書き方(株式会社の位置・カタカナか漢字か・スペース)、住所、電話番号を、全部同じ書き方にします。書き方が揺れると、同じ会社だと分かりにくくなります。会社概要に何を載せるかはホームページの会社概要に何を書くかにまとめています。AI の回答に、同じ名前の別の会社の話や自社の古い情報が混ざるときの確かめ方は、AIの回答に、自社の古い情報や間違いが出る。直せるかにまとめています。
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ページの題名にも、地域と仕事を入れる
見るもの:検索結果に出る青い文字(ページの題名)検索結果では、開く前に題名しか見えません。社名だけの題名は、同じ名前の会社と並んだときに区別がつきません。
これで検索の順位が上がる、とは申し上げません。順位を決めるのは Google です。ここで変わるのは、同じ名前の会社と並んだときに、探している人が「こちらだ」と見分けられるかどうかです。
Googleマップの名前に、地名や仕事の名前を足してよいか
見分けてもらいたくて、Googleマップの名前に「〇〇市」や仕事の名前を足したくなるかもしれません。Google のガイドラインは、こう書いています。
「オンラインでユーザーに見つけてもらうには、正確なビジネス名(店舗、ウェブサイト、ビジネスレターなどで一貫して使用し、顧客に認知されている、実際のビジネスの名称)を使用します。」
「店舗住所、サービス提供地域、営業時間、カテゴリ などの他の情報は、ビジネス情報の別のセクションに追加します。」
「ビジネス名に不要な情報を含めることはできません。含めると、ビジネス プロフィールが停止される場合があります。」
※ 出典=Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google に掲載するビジネス情報のガイドライン」(2026年10月8日に確認)。同じページの「名前に追加できない情報」の例には、所在地の情報やサービス・商品の情報が挙がっています。一方で同じ表の「可能」の列には、「ABC スポーツジム神田」「ABC ホテル八王子」のように、地名が名前の一部になっている例も載っています。看板や名刺の名前にもともと町の名前が入っている会社は、ガイドラインの例と見比べてください。
つまり、地図の名前は看板や名刺と同じ、実際の名前のままにします。地域は住所やサービス提供地域の欄に、何をしている会社かはカテゴリや説明の欄に入れます。地図の登録の中身を整えるときの考え方は、Googleマップを整えるに書いています。
同じ名前の法人がいくつあるかは、どこで調べられるか
同じ名前の会社がほかにどれくらいあるかは、国税庁のサイトで、自分で無料で調べられます。
「このサイトでは、法人番号の指定を受けた法人等の基本3情報を検索することができます。」
「基本3情報とは、1.商号又は名称、2.本店又は主たる事務所の所在地、3.法人番号のことを指します。」
※ 出典=国税庁 法人番号公表サイト(https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/・2026年10月8日に確認)。名前の一部での検索や、都道府県で絞った検索ができます。
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自社の名前で、都道府県を絞らずに検索する
使う画面:法人番号公表サイトの「名称・所在地などから調べる」名前の一部で探す検索にすると、「〇〇建設」と「〇〇建設工業」のような似た名前も出てきます。
▸ 別の県に同じ名前が何件も出る → 社名だけで検索した人には、その会社のサイトが先に見えていることがあります。Step 01 の確かめを、社名と市の名前でもやっておきます
▸ 自社しか出ない → それでも、個人の屋号や施設の名前は、このサイトには出てきません(下の注意)
注意が1つあります。このサイトに載るのは法人番号の指定を受けた法人等です。個人事業主の屋号は載っていないので、「出てこない=同じ名前がいない」ではありません。同じ名前・同じ読みの商標を特許庁の情報(J-PlatPat)で引く手順と、屋号に「会社」の文字を使ってよいかの決まりは、屋号をホームページで名乗るときにまとめています。
どこから先は頼んだほうがいいか
自分でやる
確かめて、そろえる
- 社名だけ・社名と市の名前で検索して、出てきたリンクを開く
- 名刺・看板・会社概要・Googleマップの表記をそろえる
- 法人番号公表サイトで、同じ名前の法人を調べる
頼んだほうがいい
判断と、組み直し
- 名前を変えるか・名前の使い方の決まり(商号や商標)の判断(弁護士・弁理士など)
- 検索結果に出ているアドレスが、いまも自社のものかの調べ(契約しているサーバーやドメインの会社)
- 最初の画面・題名・会社概要を、見分けられる形に組み直す(制作会社)
アドレスの名義や、契約の前に確かめることは、契約の前に確認する5つにまとめています。
IZANAなら何をして、いくらか
先に書きます。当方は、名前を変えるべきか、商号や商標のことは判断いたしません。できるのは、社名で調べた人が「どこの・何の会社か」をすぐ見分けられるように、最初の画面・題名・会社概要を組むところまでです。
| 頼めること | やること | 費用(税抜) |
|---|---|---|
| 無料診断 | アドレスを見て、伝わり方を含む4項目を読み、まず直すところ3つをPDFでお返しします | 0円 |
| 1枚のページ | 1ページで伝え切る形。地域と仕事を最初の画面に置きます | 30万円〜 |
| 最大5ページ構成 | 会社案内を独立したページにできる形 | 50万円〜 |
| 最大10ページ構成 | 仕事の種類ごとのページと、会社案内を分けて載せる形 | 80万円〜 |
※ サイトは買い切りです(月額の制作費はいただきません)。サーバーとドメインの実費は別途かかります。公開したあと、検索で見つけてもらえるように育てる作業は、制作とは別の仕事で、別に費用がかかります(保つ・育てる)。最新の料金は料金ページをご覧ください。
よくある質問
Googleマップの名前に、市の名前を付けてもいいですか?
Google のガイドラインは、ビジネス名に実際の名前を使い、住所やサービス提供地域などは別の欄に入れるよう書いています。名前に不要な情報を含めると、ビジネス プロフィールが停止される場合がある、とも書いています。市の名前は住所やサービス提供地域の欄に入れ、名前は看板や名刺と同じにしてください。
同じ名前の会社があるなら、社名を変えたほうがいいですか?
当サイトでは判断しません。名前の使い方の決まり(商号や商標)は、弁護士・弁理士などの専門家に確かめてください。名前を変えなくても、最初の画面・題名・会社概要に市の名前と扱う仕事を書いておけば、探している人が見分ける材料は増やせます。
検索に出ている自社のアドレスを開くと、知らない会社のサイトが出ます。
当方の水道の調査でも、検索に出ていたアドレスを開くと別の建設会社のサイトが出た会社が1社ありました。その会社自身のサイトは別のアドレスにありました。まず、いま使っているアドレスがどれか、その名義が誰かを、契約しているサーバーやドメインの会社で確かめてください。名義の確かめ方は、契約の前に確認する5つにまとめています。
屋号が短くて、観光地や施設の名前と同じです。
名前で探した人に、観光地や施設のページが先に見えていることがあります。屋号のあとに市の名前や扱う仕事を足して検索し、自社がどう出るかを確かめてください。サイトの最初の画面と題名に、市町村の名前・屋号の読み方・扱う仕事を書いておくと、開いた人が見分けやすくなります。
個人事業主なので、法人番号公表サイトに載っていません。同じ屋号があるかを調べる方法はありますか?
法人番号公表サイトに載るのは、法人番号の指定を受けた法人等です。個人の屋号は載らないので、そこで見つからなくても同じ屋号がいないとは言えません。屋号だけ、屋号と市の名前で検索し、Googleマップでも同じように探して、何が出てくるかを見てください。
社名で調べた人に、
自社だと分かってもらえているかを見てほしいとき。
ホームページのアドレスを1つ送っていただければ、伝わり方を含む4項目を読み、まず直すところ3つをPDFでお返しします。毎月5社まで・費用はかかりません。売り込みの電話はいたしません。名前を変えるべきかの判断はいたしません。