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この調査は、IZANAが自分の目と手で数えたものです。どこかの記事で読んだ数字ではありません。

同じやり方で電気工事店120社塗装店120社工務店116社も数えました。4業種目です。

今回は、機械が語を見つけた数と、その文を全部読み直した数の両方を載せています。読み直すと、いくつかの項目は半分以下になりました。なぜそうなるのかも書いてあります。数字だけを信じてほしいのではなく、数え方ごと見ていただきたいからです。

電話帳に載っている水道工事店の23.3%が、
自社のホームページを持っていました。

120
調べた会社
28
自社のホームページが
あった会社
23.3%
その割合
 件数割合
調べた会社120社100%
自社のホームページがあった28社23.3%
無かった92社76.7%

同じやり方で数えた4業種のなかで、いちばん低い数字でした(電気工事26.9%・塗装31.1%・工務店44.0%)。

「無かった」92社の中身

92社をひとまとめにせず、数えられるものは数えました。

何だったか社数
名簿サイト(電話帳・地図・業者データベース)にだけ載っていた59社
組合・商工会・浄化槽協会の会員ページだけだった10社
検索で出たのが同じ社名の別の会社だった8社
社名と市名で検索しても何も出なかった13社
名簿を作った時点ですでに会社が閉じていた2社
「会員ページがある」は「ホームページがある」ではありません
組合や商工会、浄化槽協会のサイトの中に、会社概要のページが用意されていることがあります。検索すると自社サイトのように見えますが、運営しているのは団体です。この調査では「無し」と数えました。10社が当てはまります。載せる内容も、更新するかどうかも、団体の側の都合で決まります。
御社のホームページが、この調査のどのあたりにいるのか。無料診断で4つの項目を人の目で読み解き、まず直すところ3つをお返しします(毎月5社限定)。
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サイトがあった28社の中身。
「いくらかかるか」に触れているのは、3社でした。

28社のうち、機械で中身を読めた27社が分母です(1社は表示のときに中身を組み立てる作りで、機械が読めませんでした)。

数えた項目あり割合
問い合わせフォーム/問い合わせページがある25 / 2793%
https で開ける23 / 2785%
スマホの画面幅に合わせてある22 / 2781%
資格・許可・登録を載せている17 / 2763%
電話番号をタップで発信できる16 / 2759%
施工事例・実績のページがある12 / 2744%
急ぎの対応を明示している11 / 2741%
料金・費用の目安を載せている6 / 2722%
出張費・基本料金に触れている4 / 2715%
メールアドレスを載せている2 / 277%
LINEの窓口がある1 / 274%

※「電話番号をタップで発信できる」「スマホの画面幅に合わせてある」は、2026年9月19日に、スマホとして開いて数え直しました(パソコンとして開いたときは表示されない電話ボタンがあったため)。画面幅は数え直しても22社で変わりませんでした。

この表は「機械が語を見つけた数」です。文を読み直すと、4つ下がりました

たとえば「24時間」という語は、24時間換気システムという商品名でも当たります。当たった箇所を1つずつ開いて読んだ結果が、次の表です。

項目機械読み直し下がった理由(実際に当たっていた文)
急ぎの対応41%(11社)19%(5社)24時間換気システム/「緊急対応を宣伝する悪質な業者にご注意」という注意書き/問い合わせフォームの24時間受付/砂防緊急工事という公共工事の名前
出張費・基本料金15%(4社)7%(2社)プロパンガスの基本料金(2社)
料金・費用の目安22%(6社)11%(3社)個人情報を開示するときの手数料1,000円/「0円リフォーム」という支払いの仕組みの名前/求人ページの給与
資格・許可・登録63%(17社)59%(16社)求人ページの「あれば尚可」(欲しい人材の条件を、自社の資格として数えていました)

※上の表とは別に、「問い合わせフォーム/問い合わせページ」も2026年9月18日に数え直しました。機械の判定が、アドレスの一部に「format」の文字が入っているだけのもの(ホームページの部品の名前)にも当たっていたためです。判定が食い違ったサイトと、どちらの判定でも「なし」だったサイトを、1社ずつ画面で開いて確かめ、25社(93%)→24社(89%)に直しています(「あり」→「なし」2社・「なし」→「あり」1社)。

読み直して、いちばん驚いたところ
「いつ来られるか」を書いているのは、27社のうち5社でした。水漏れやつまりは、お客様が「いま」困っている仕事です。それでも、24時間・夜間・当日といった言葉は、換気の商品名や他社への注意書きでは出てくるのに、自分がいつ動けるかは書かれていません。電話をかける前に知りたいのは、そこだと思います。

最後に更新した年

更新日・お知らせの日付・著作権表示のいずれかで「最後に動いた年」が分かったのは21社でした。

最後に更新した年社数
2026年7社
2025年2社
2024年1社
2022年2社
2021年3社
2020年・2019年・2018年各1社
2013年・2012年・2010年各1社

分かった21社のうち11社(52%)が、2023年以前で止まっています。いちばん古いもので2010年でした。

4業種を、同じ数え方で並べました。

ひとつの業種だけを見ると、その数字が「その業種の特徴」に見えてしまいます。並べると、そうでないものが分かります。

数えたこと電気工事
(分母119社)
塗装
(分母119社)
工務店
(分母116社)
水道
(分母120社)
自社サイトがある26.9%31.1%44.0%23.3%
電話をタップで発信できる53%70%53%59%
施工事例のページがある69%68%78%44%
資格・許可・登録を載せている59%70%80%63%
料金の目安を載せている9%19%20%22%
LINEの窓口がある3%8%14%4%
更新が2023年以前で止まっている36%46%35%52%

※この表は4業種とも同じ機械の物差しで出した数字です。水道だけを読み直した数字に差し替えると、他の3業種と比べられなくなるためです。読み直した数字はSection 02に書いています。

タップ発信は、4業種とも5割〜7割でした

53%・70%・53%・59%(2026年9月19日にスマホとして開いて数え直した数)。業種による大きな差はありませんでした。ということは、これは水道工事店の特徴でも、塗装店の特徴でもありません。小さな工事店のサイト全体に共通している状態だと考えるほうが自然です。ひとつの業種だけを数えていたら、「この業界は電話がかけにくい」と書いてしまうところでした。

水道だけがはっきり低かったのは「事例」でした

施工事例のページがあるのは44%で、他の3業種(69%・68%・78%)よりはっきり低い数字です。配管の仕事は、仕上がりが壁や床の中に入ります。塗り替えた外壁や建てた家のように、写真で見せにくい仕事だからだと思います。
見せにくいぶん、「どこがどう詰まっていて、どう直したか」を文章で1件ずつ書く、というやり方もあります。写真が撮りにくい仕事でも、経過なら書けます。

数字を見て「うちはどうだろう」と思われたら、無料診断で4つの項目を人の目で読み解き、まず直すところ3つをお返しします。
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数字の外で、気づいたこと

① 名簿を作る途中で外した210件のうち、167件が「出張受付センター」型でした

電話帳には「水道屋・◯◯市◯◯区・△△・出張受付センター」という形の掲載が並びます。地元の工事店ではなく、依頼を受けて工事店につなぐ窓口です。仙台市のように、ひとつの市で十数件が同じ形で並ぶ市もありました。
塗装の調査で同じ型を外したのは5件でしたから、水道は桁が違います。
⚠️ これは「120社を選ぶ過程で外した件数」で、全掲載に占める割合ではありません。ただ、お客様の側から見ると「電話帳や検索で水道屋を探すと、地元の工事店より窓口のほうに当たりやすい」ということにはなります。

② 同じ社名の会社が、全国にあります

8社は、検索で出てきたのが同じ社名の別会社でした。そのうち4社は、サイトの本文を開いて市名・県名が1回も出てこないことを確かめて、はじめて別会社だと分かりました。出てきたのは、東京のガラス工事会社・徳島の食品会社・東京の産業廃棄物の会社・車の部品をつくる会社などです。社名だけで判断すると、間違えます。

③ 検索に出ているURLが、別の会社のものに変わっていました

1社は、検索結果に出ていたアドレスを開くと、まったく別の建設会社のサイトが表示されました。ドメインが手放されて、別の会社が使っているようです。その会社自身のサイトは別のアドレスで見つかったので、そちらで数えました。
検索結果に残っているリンクが、いまも自分のものとは限りません。ご自分の会社名で検索して、出てきたリンクを押してみてください。

④ 名簿に載ったまま、会社が閉じていました

2社は、名簿を作った時点ですでに清算が終わっていました(2024年9月・2025年8月)。電話帳は、会社が閉じたことをすぐには反映しません。

⑤ 求人ページが、数え間違いを2つ生みました

求人ページの「必要な資格:管工事施工管理技士2級以上あれば尚可」を、その会社が持っている資格として数えていました。求人ページの給与の金額を、工事の料金として数えていた例もあります。どちらも読み直して外しました。次の業種を数えるときは、求人ページを分けて扱います。

数え方は、ほかの調査と同じです。
違うところだけ書きます。

電話帳から10県 × 3市 × 4社を選ぶやり方、名簿から外すもの、「ホームページがある」の判定と持ち主の照合、共通の10項目は、リフォーム会社の調査の Section 05にまとめて書いてあります。数える項目と選び方は、名簿を作る前に文書にしました。ここには、水道の調査だけのことを書きます。

なぜ「給排水工事業」なのか

水まわりの分類は、電話帳の中でも缶・管工事業/給排水工事業/衛生設備工事業/井戸工事業などに分かれています。今回は住宅の水まわりに来てくれる会社を見たかったので、給排水工事業を選びました。別の分類を選べば、別の数字になります。

水道だけの2項目

共通の10項目に、急ぎの対応の明示出張費・基本料金への言及の2つを足しました。足したのは、名簿を作る前です。

資格の語は、水道用に作り直しました

給水装置工事主任技術者・排水設備工事責任技術者・管工事施工管理技士・指定給水装置工事事業者・下水道排水設備・建設業許可・知事許可・大臣許可・水道局指定で数えています。

この調査で、言えないこと

電話帳に載っていない会社は入っていないこと、「検索で見つからない=無い」として数えていること、奥のページまでは見ていないこと(もっと奥に料金表があった会社は「無し」に数えている可能性があります)、良し悪しの評価はしていないことは、リフォーム会社の調査の Section 06と同じです。ホームページを持っていないことが悪い、とも書いていません(紹介と電話だけで十分に回っている会社はあります)。水道の調査だけの断りは、次の1つです。

12項目の分母は27社です

調べた6業種のなかで、いちばん小さい分母です。1社動くと、約4ポイント動きます。「52%」と「44%」の差を、大きな差として読まないでください。

Section Summary

途中で直したところ(3か所)

「あり」と数えた29社のうち3社を、後から直しました。1社は同じ社名の別会社(本文に市名・県名が0件)、1社は検索結果のアドレスが別会社のものに変わっていた会社(現サイトを見つけ直して数えました)、1社は古い作りで機械が中身を読めていなかった会社(読める形で取り直しました)。
当たった文を全部読み直して、4項目を下げました(急ぎの対応41→19%、出張費・基本料金15→7%、料金22→11%、資格63→59%)。語が当たっただけでは「ある」と言えません。
表示のときに中身を組み立てる作りのサイトを、機械が「空」と読んでいました。読み取りの仕掛けを直したうえで、その1社は12項目の分母から外しています(サイト自体はあります)。

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