運送会社のホームページ制作。
「うちの荷物を運べるか」に、
先に答える。
運送会社のサイトを開く人は、値段を見に来ていません。何を運べるのか、どこまで行くのか、どんな車があるのか——受けられる仕事かどうかを確かめに来ます。
IZANAは1ページ型30万円から、いまあるサイトの改善・再構築は50万円から(税抜)でご相談を承ります。
IZANAは2026年9月、全国10県30市町村の電話帳から運送会社を抜き出し、1社ずつ検索して自社のホームページがあるか、何が載っているかを数えました。葬儀社や軽貨物の加盟店などを外して残った108社のうち、自社のサイトがあったのは38社(35.2%)。その38社でいちばん多かったのは「運べる荷物と対応エリア」(28社・74%)で、いちばん少なかったのは運賃の目安(3社・8%)でした。
このページでは、その数字をもとに、運送会社のホームページに何を、どの順番で置くかを整理します。数え方と生の数字は運送会社のホームページ実態調査に全部出しています。順位や受注の件数はお約束できません。書けるのは、公開されている情報から分かることと、サイトの構成で直せる範囲までです。
運賃を載せていたのは、
38社のうち3社でした。
「うちは運賃を出せないから、載せるものがない」——そう考えると、ホームページに何を書けばいいのかが見えにくくなります。調査の数字は、その心配が要らないことを示していました。
運賃や料金の目安を載せていたのは、サイトがあった38社のうち3社(8%)だけです。しかも3社とも載せ方が違っていて、運賃の考え方の説明、区間ごとの表、会社情報の奥にある料金表のPDFと、ばらばらでした。値段を先に見せる商売ではないということです。載せていないことを足りないとは数えていません。
いっぽう、いちばん多かったのは運べる荷物と対応エリア(28社・74%)でした。荷主が最初に確かめるのは金額ではなく、自分の荷物を受けてもらえるかどうかだからです。冷蔵か常温か、パレットか長尺物か、県内だけか長距離まで行くか。ここが書いていないと、そもそも問い合わせの対象にならないまま画面を閉じられます。
だから運送会社のサイトでは、金額の代わりに「受けられる仕事の範囲」を先に置くという形になります。これは値段を隠すのとは違います。範囲がはっきりしているほうが、荷主も見積もりを頼みやすくなります。
IZANAの無料診断は、公開ページの伝わり方と相談までの流れを人の目で見る初回確認です。
全国108社を数えました。
何が載っていて、何が載っていないか。
名簿の作り方は、ほかの業種の回と同じ(10県・各県3市町村・電話帳の順)です。違ったのは、抜き出したあとの手間でした。電話帳の「運送業者」の欄に葬儀社や軽貨物の加盟店が並んでいたため、名前で18社を外して同じ市町村の中で引き直し、検索のあとにさらに11社を分母から外しています。社名は出さず、割合だけを載せます。
| 数えたもの | 結果 | 読み方 |
|---|---|---|
| 自社のホームページがある | 38社 / 108社(35.2%) | 無かった70社のうち67社は、名簿に名前があるだけか、検索しても出てきませんでした |
| 運べる荷物・対応エリアを書いている | 28社(74%) | 38社の中でいちばん多い項目。運送の回で新しく数えました |
| 採用・求人のページがある | 26社(68%) | 同じ決まりで数えた建設会社は76%。差は運送の38社でいうと3社ぶんほどです |
| 問い合わせフォーム・問い合わせページがある | 26社(68%) | 機械では33社(87%)と出ましたが、読み直すと7社は文字だけでした(後述) |
| 許可・認証を載せている | 22社(58%) | 運輸安全マネジメントの公表(7社)は性格が違うので、ここには入れていません |
| 保有車両を載せている | 18社(47%) | 18社のうち16社は車種や台数の一覧。総台数だけは2社でした |
| 運賃・料金の目安がある | 3社(8%) | 3社とも載せ方が違いました(考え方の説明/区間の表/奥にあるPDF) |
| 最後の更新が2023年より前で止まっている | 10社 / 年が読めた30社(33%) | 2026年の日付があったのは14社でした |
数字の外で見えたこと
- 運送のために足した3項目が、3つともそろっていたのは11社(29%)。1つも無かった会社も3社ありました。どれが良いかは評価していません。
- 電話帳の「運送業者」の欄に、葬儀社と軽貨物の加盟店が並んでいました。最初の120社のうち18社がこれに当たり、名前で外して引き直しています。同じ欄に載っているということは、荷主が電話帳や名簿から探すときも同じ並びを見ているということです。だから、最初の画面で「荷物を運ぶ会社」だと分かる形にします——運べる荷物と対応エリアを先に置くのは、そのためでもあります。
- 🔍 計測のあとで、同じ会社の別の窓口を1社見つけました。社名が違うので別会社として数えていたのですが、全社の電話番号を全サイトの本文と突き合わせたら、同じ会社の部門でした。2票を1票に直しています。
「何を・どこまで・どの車で」を、
1画面に置く。
荷主が見積もりを頼むかどうかを決めるまでに確かめることは、だいたい3つに収まります。この3つが最初の画面か、1回押した先にあるかどうかで、問い合わせの数より先に問い合わせの中身が変わります。
① 何を運べるか
- 温度帯(常温・冷蔵・冷凍)
- 荷姿(パレット・ばら積み・長尺物・重量物・精密機器・危険物)
- 受けられない荷物(書いておくと、断る手間がその分減ります)
② どこまで行くか
- 日常的に走っている地域と、相談に応じる地域を分けて書く
- 定期便のある路線があれば、その区間
- 営業所・車庫の場所(荷主は「近いか」を先に見ます)
③ どの車があるか
- 車種と台数の一覧(調査では、車両を載せていた18社のうち16社がこの形でした)
- パワーゲート・ウイング・冷凍機などの装備
- 総台数だけを書く形もありますが、調査では2社だけでした
この3つに許可と認証を添えると、取引を始める前の確認がひと通り済みます。調査では22社(58%)が載せていました。なお、安全の方針や目標を運輸安全マネジメントとして公表していた会社が7社ありましたが、これは許可や認証とは性格が違うので、IZANAの調査では別に数えています。載せる場所も分けたほうが読みやすくなります。
いま走っている路線と受けている荷物を教えていただければ、書ける形に整理します。
「お問い合わせ」の文字はあるのに、
フォームが無い会社が7社。
この調査でいちばん数字が動いたのが、問い合わせの窓口でした。機械で数えると33社(87%)に問い合わせの入口があることになりましたが、1社ずつ開いて読み直すと26社(68%)でした。差の7社は、「お問い合わせ」という文字はあるのに、押した先にフォームが無かった会社です。
中身はこうでした。
- 電話とFAXの番号、受付時間だけが書いてあるページ(5社)
- 電話番号のリンクに「お問い合わせ」と書いてあるだけ(1社)
- 押すとトップページに戻るだけのリンク(1社)
電話とFAXで受けること自体は、運送の仕事の進め方に合っています。ただ、夜間に調べている荷主や、まず文字で条件を伝えたい相手は、そこで止まります。フォームを1つ置いておくと、温度帯・荷姿・区間・希望日を先に書いてもらえるので、折り返しの電話が1回で済みます。
スマホから電話をタップして発信できたのは27社(71%)、スマホに合わせた画面幅になっていたのは34社(89%)でした。どちらもほかの業種と同じくらいの数字なので、運送だけの問題ではありません。ただ、現場から掛けてくる相手が多い業種では、先に見ておく価値があります。
ドライバーの募集は、
求人票の外側を書く。
調査では、サイトがあった38社のうち26社(68%)が採用・求人のページを自社サイトに置いていました。同じ決まりで数えた建設会社(土木)は76%で、差は運送の38社でいうと3社ぶんほどです。ほかの業種では数えていないので、多い・少ないは言えません。
求人サイトや折込に出したあと、応募の前に社名で検索されます。そのときに求人票の欄に収まらなかったことが確かめられるかどうかが分かれ目になります。
- 走る路線と一日の形:何時に出て何時に戻るか。日帰りか、泊まりがあるか。
- 積み下ろしの中身:手積みか、パレットか、ゲートを使うか。体への負担が想像できます。
- 乗る車:車種と年式。新しい車が入っているなら、それも情報です。
- 免許と資格:入社時に何が要るか。取得の費用を会社が持つかどうか。
- 応募の窓口:走っている人は昼に電話できません。フォームかLINEを併せて置きます。
この5つは、求人票の欄には収まりません。だからこそ自社のサイト側に置く値打ちがあります。IZANAが受け持つのは、聞き取って文章にし、スマホで読める形に組むところまでで、応募の数はお約束できません。走っている本数や積み下ろしの実際は、御社にしか書けません。
運送会社のサイトの制作費と、
必要なページ数の考え方。
費用は、新しく作るのか今あるサイトを直すのか、荷主向けと採用向けを分けるのかで変わります。下の表はIZANAの現行の公開料金(税抜・制作費)です。サイト本体は買い切りで、制作費を月々に分けて請求することはしません。そのうえで、公開してからの保守はお勧めしています。サーバーとドメインの実費(約13,200円から/年・税込)は別にお預かりします。
| プラン | 初期費用 | サイト本体 | ページ数 | 運送会社での使い方 |
|---|---|---|---|---|
| LPプラン(1ページ型) | 30万円〜 | 買い切り | 1ページ | 車両が数台までの会社/運べる荷物・エリア・車両・許可・連絡先を1枚にまとめたい |
| スタンダードプラン | 50万円〜 | 買い切り | 最大5ページ | 荷主向けと採用向けを分けたい会社/車両や定期便の案内を自分で増やしたい(WordPress) |
| プレミアムプラン | 80万円〜 | 買い切り | 最大10ページ | 倉庫・構内作業・流通加工など、運送以外の事業も分けて見せたい/採用を本格的に作りたい |
どのプランでも共通で含まれるもの
- 独自ドメインの取得・年次更新をIZANAが代行(実費分のお預かりのみ)
- サーバーの初期設定から公開までの段取りを代行
- スマートフォン・タブレットに合わせた表示
- SSL(https)への対応
- お問い合わせフォームの設置
- 公開前のデザイン修正5回まで(いま何回目かは毎回お伝えします)
運送会社で追加のご相談をいただける項目
- 車種・台数・装備の一覧を、荷主が見比べられる形の表に組む
- 温度帯や荷姿を選んで送れる見積もりフォーム
- ドライバー募集への応募フォーム(保有免許・希望の勤務の形の欄を含む)
- 営業所・車庫の地図と、Googleマップの登録内容の整理
- GA4・Search Consoleの設定と、公開後に何を見るかの説明
サイト本体は買い切りですが、公開したあとに掛かる費用が0円になるわけではありません。調査では、最後に動いた年が読み取れた30社のうち10社(33%)が2023年より前で止まっていました。車両や路線は変わるので、誰がいつ直すかを先に決めておくと、載せた情報が古くならずに済みます。サーバーとドメインの実費、保守、原稿の差し替え、育てる作業は、それぞれ別のものです。ホームページの管理費・保守費は、払い続けるべきか(4つに分けて考える)に、何を止めてよくて何を止めると危ないかを整理しています。
よくあるご質問
Q1:荷主はもう決まっていて、新規の荷物は取っていません。それでもホームページは要りますか?
新規の荷物を取るためだけのものではありません。調査では、サイトがあった38社のうち26社(68%)が採用・求人のページを置いていました。人を採るとき、取引を始める前に会社を確かめられるとき、元請けに車両や許可を聞かれたときに、同じページが使えます。順位や受注の件数はお約束できません。
Q2:運賃は荷物と距離で変わるので、金額は出せません。
出さなくて構いません。調査でも、運賃や料金の目安を載せていたのは38社のうち3社(8%)だけでした。代わりに載っていたのは、運べる荷物とエリア(28社・74%)です。金額ではなく、受けられる仕事の範囲を書くほうが、荷主の側でも判断できます。
Q3:ドライバーの募集は求人サイトに出しています。自社サイトにも要りますか?
求人サイトを見た人は、応募の前に社名で調べます。求人票に書ききれない、走る路線、拘束の形、車両、免許の取り方を確かめられる場所があると判断しやすくなります。調査では38社のうち26社(68%)が自社サイトに採用のページを置いていました。同じ決まりで数えた建設会社は76%で、差は運送の38社でいうと3社ぶんほどです。
Q4:写真はトラックのものしかありません。
車両の写真で足ります。荷主にとっても求職者にとっても、いちばん確かめたいものが写っているからです。調査でも、保有車両を載せていた18社のうち16社は車種や台数の一覧にしていました。荷物や荷主の名前が写り込む場合は、使ってよい範囲を先に確かめます。撮影はIZANAでは承っていないので、お手元の写真から選び、並べる順番を決めるところを受け持ちます。
Q5:「運送会社 ホームページ」で検索して上に出るようにできますか?
順位はお約束できません。運送の場合、荷主が打つ言葉は「運送会社」より「◯◯市 チャーター便」「冷蔵 配送 ◯◯県」のように、荷物と区間の言葉になりがちです。IZANAが受け持つのは、御社が実際に受けている荷物・区間・車両を、その言葉に近い形で書き、たどり着ける並びに組むところまで。公開したあとはSearch Consoleで、実際にどの言葉で出ているかを見ながら足していきます。検索で見つけてもらう作業とGoogleマップの整備は制作とは別の仕事で、費用も分けています。
運べるものは決まっている。
あとはそれが伝わるかだけです。
いまサイトがある方は、IZANAの無料診断で、公開ページの伝わり方・信用の材料・相談までの流れを確認できます。サイトがまだ無い方は、走っている路線と受けている荷物、いま困っていること(荷主か、人か)を教えてください。URLだけで検索の順位や受注の件数までは分かりません。診断のあとに制作や改修を頼むかどうかは、ご自身で決めていただけます。
数字の出どころを先に読みたい方は、運送会社のホームページ実態調査をご覧ください。