建設業(土木・解体)のホームページ制作。
人を採ることと、会社を確かめられること。
土木や解体の会社のサイトを開くのは、工事を頼みたいお客様だけではありません。働き先を探している人と、取引の前に会社を確かめたい相手が先に来ます。
IZANAは1ページ型30万円から、いまあるサイトの改善・再構築は50万円から(税抜)でご相談を承ります。
IZANAは2026年9月、全国10県30市町村の電話帳から建設会社(一般土木建築工事業)を120社抜き出し、1社ずつ検索して自社のホームページがあるか、何が載っているかを数えました。重複などを除いた118社のうち、自社のサイトがあったのは45社。その45社のうち、施工事例のページがあったのが33社(73%)、それより多い34社(76%)が採用・求人のページを持っていました。
このページでは、その数字をもとに、建設会社のホームページに誰に向けて何を置くかを整理します。数え方と生の数字は建設会社(土木)のホームページ実態調査に全部出しています。順位や受注の件数はお約束できません。書けるのは、公開されている情報から分かることと、サイトの構成で直せる範囲までです。
建設会社のサイトを開くのは、
お客様より先に、働き手と取引先。
施主が自分で工事店を探して頼む商売なら、サイトの役目ははっきりしています。探している人に見つけてもらうことです。ところが、役所や元請けから請ける工事が中心になると、仕事はサイトの外から入ってきます。そのぶんサイトの役目は「売り込む場所」から、会社を確かめてもらう場所に寄ります。
今回数えた45社の中身は、その形をそのまま映していました。採用・求人のページがあるのが34社(76%)、公共工事を請けていることを載せているのが29社(64%)。いっぽうで、料金の目安を載せていたのは、読み直したあとで1社だけでした。値段を先に見せる商売とは、そもそも形が違うということです。載せていないことを足りないとは数えていません。
そこで、建設会社のサイトは宛先を3つに分けて考えます。
- ① 働き先を探している人:求人サイトや知人の紹介で社名を知り、どんな会社か確かめに来ます。仕事の中身、勤務地、資格の取り方、休みの取り方を見ています。
- ② 元請け・発注者・同業:取引を始める前、あるいは工事を任せる前に、許可の種類、対応できる工種、規模、体制を確かめに来ます。
- ③ 地域のお客様:解体、外構、擁壁、伐採など、一般のお客様が直接頼む工事があるときに探します。
3つのうちどれを重く置くかで、作るページも順番も変わります。全部を1枚に詰めるとどれにも届きません。まず①と②のどちらが今いちばん困っているかを決めるところから始めます。
IZANAの無料診断は、公開ページの伝わり方と相談までの流れを人の目で見る初回確認です。
全国118社を数えました。
何が載っていて、何が載っていないか。
2026年9月、北海道・宮城・群馬・千葉・新潟・静岡・兵庫・広島・愛媛・熊本の10県から、各県3市町村・各4社ずつを電話帳の順に取り、120社を抜き出しました。重複と、ほかの業種の調査で既に数えていた会社などを除いた有効な分母が118社です。社名は出しません。割合だけを出します。
| 数えたもの | 結果 | 読み方 |
|---|---|---|
| 自社のホームページがある | 45社 / 118社(38.1%) | 無かった73社のうち56社は、電話帳などの名簿に載っているだけでした |
| 採用・求人のページがある | 34社(76%) | 外の求人サイトへのリンクだけ、という会社は見た範囲では0社 |
| 公共工事を請けていることを載せている | 29社(64%) | うち工事名や発注の区分まで並べているのは12社。残る17社は説明の文だけ |
| 許可・資格・登録を載せている | 38社(84%) | 建設の言葉(施工管理技士・ISO・産業廃棄物の許可など)まで含めた数 |
| 施工事例・実績のページがある | 33社(73%) | ほかの業種の調査でも44〜78%の幅があり、建設だけの特徴ではありません |
| 問い合わせフォーム・問い合わせページがある | 41社(91%) | 押すとメールソフトが開くだけのものは外しています |
| 料金の目安がある | 1社(2%) | 1社だけ、解体工事の1平方メートルあたりの単価が出ていました |
| 最後の更新が2023年以前で止まっている | 8社 / 年が読めた28社(29%) | 更新日・お知らせ・著作権の表記から読み取れた会社だけの数 |
数字の外で見えたこと
- 同じ名前の別の会社が11社ありました。名字に「建設」「組」を付けた社名は全国に同じものがあります。社名で検索した人が、別の県の会社を御社だと思って開くことが起こり得ます。最初の画面に市町村名と所在地が出ているかどうかは、一度見ておく価値があります。
- 公共工事を載せている29社のうち、工事名まで並べていたのは12社。残る17社は「官公庁発注の工事を中心に」という説明の文でした。工事名を出せるかどうかは契約や発注者の指示で変わるので、どちらが良いという話ではありません(Section 04)。
- 会社のトップページ全体が採用向けになっている会社もありました。題名そのものが「◯◯町の土木の求人なら」という形です。それくらい、人を採ることが会社の課題になっている業種だということです。
採用。
募集の受け皿は、自社側にも要る。
求人サイトや折込に出したあと、応募の前に起きることがあります。社名で検索されることです。そこで出てくるのが名簿の1行だけだと、求人票に書ききれなかったことを確かめる場所がありません。調査で34社(76%)が自社サイトに採用のページを持っていたのは、この確かめ方に対する答えでもあります。
採用のページに置くと効くのは、求人票の欄に収まらない部分です。
- 一日の流れ:何時に集まり、どこへ向かい、何時ごろ戻るか。現場が変わる仕事ほど、ここが分からないと応募をためらわれます。
- 扱う機械と工種:どんな現場で、どの機械に乗れるようになるか。未経験から何を覚える順番になるか。
- 資格の取り方:会社が費用を持つのか、何年目で受けるのが普通か。御社で実際にしている範囲だけを書きます。
- 働いている人:年齢の幅、前職、入って何年か。顔写真が難しければ、後ろ姿や手元でも十分に伝わります。
- 応募の窓口:電話だけにすると、働きながら探している人は昼に掛けられません。フォームとLINEのどちらかを併せて置きます。
IZANAができるのは、この項目を並べて、スマホで読める形に組み、応募まで迷わずたどり着けるようにするところまでです。応募が何件来るかはお約束できません。書く中身は御社にしかないので、聞き取りのうえで文章にします。
許可と実績を、
相手が確かめられる形に置く。
元請けや役所、これから取引を始める相手がサイトを開くとき、探しているものははっきりしています。どの許可を持っていて、何ができて、どれくらいの規模までやったことがあるかです。調査では38社(84%)が許可や資格を載せていましたが、書き方はかなり違いました。
実際にあった書き方の幅を挙げます。
- 許可番号を「◯◯県知事(般-◯)第◯号」という形まで書いている会社
- 「知事許可」という言葉を使わず、「許可番号 ◯◯県知事(特-◯)第◯号」と表だけで示している会社
- 会社案内のページではなく、メニューの2つ先の「許可・登録」というページに置いている会社
- 営業種目の一覧に工種を並べているだけで、許可の話が出てこない会社
どれが正しいという話ではありません。ただ、ただ、2つ先のページに置くと、確かめに来た人が辿り着くまでの手数が増えます。会社案内の中に、許可の種類・番号・取得年・更新の年が1か所にまとまっていれば、確かめに来た相手は探さずに済みます。
工事実績の書き方は、出せる範囲で決める
公共工事を載せていた29社のうち、工事名や発注の区分まで一覧にしていたのは12社、残る17社は説明の文だけでした。発注者名や工事名を出せるかどうかは契約や発注者の指示によるので、IZANAが判断することはしません。御社が確認した範囲に合わせて、次のどちらの形でも組めます。
- 出せる場合:年度・発注の区分・工事名・工期・工種を表にして、新しい順に並べます。
- 出せない場合:発注者名を伏せ、「河川護岸工事/延長◯m/◯か月」のように工種と規模だけを並べます。写真も、場所が特定されない画角のものを選びます。
どちらの形でも、1件ごとに「担当した範囲」を1行足すと読みやすくなります。一次で請けたのか、どの工程を受け持ったのかは、同業や元請けが最も知りたいところだからです。
出せる情報・出せない情報を分けたうえで、どこまで作れるかをお伝えします。
解体は、別の入口を
作ったほうが探されやすい。
今回数えた45社のうち、料金の目安を載せていたのは1社だけでした。その1社が出していたのが、解体工事の1平方メートルあたりの単価です。数えた範囲での1社なので、ここから業界の傾向を言うことはしません。ただ、解体だけが一般のお客様から直接頼まれる工事に近い、という形は見えます。
土木の工事は役所や元請けから来ますが、空き家の解体、車庫の撤去、ブロック塀の撤去は、持ち主が自分で探して自分で頼みます。探し方も違います。会社名ではなく、建物の種類と広さと場所で探されます。だから、土木のページの中に解体を1行だけ混ぜておくと、探している人の言葉とかみ合いません。
解体のページに置くと、相談が具体的になるもの
- 対応できる建物の種類:木造、鉄骨、鉄筋コンクリート、店舗、蔵、ブロック塀、車庫、物置。受けられないものも併せて書いておくと、相談の中身が最初からはっきりします。
- 見積もりに何が要るか:住所、建物の広さ、階数、前の道路の幅、隣の家との距離。持ち主が先に用意できるものを並べておきます。
- 費用が変わる理由:重機が入れるか、手壊しが要るか、残置物があるか、アスベストの調査が要るか。金額を断定せず、何で変わるかだけを書きます。
- 廃材の扱い:どう分別し、どこへ運ぶか。持ち主が最も心配するところです。
- 近隣への配慮:あいさつ、養生、時間帯、道路の使用。申請が要るものがあれば、誰が出すのかを書きます。
- 着手までの流れと期間:現地を見てから見積もり、契約、届出、着工、整地、引き渡しまで。
1ページ型(LPプラン)で作る場合も、解体は見出しと目次を分けて独立した入口にします。ページを分けられる場合は、土木・解体・外構を別のページにしたほうが、探している人の言葉に近い形になります。
建設会社のサイトの制作費と、
必要なページ数の考え方。
費用は、新しく作るのか今あるサイトを直すのか、工種ごとにページを分けるのか、採用をどこまで作り込むかで変わります。下の表はIZANAの現行の公開料金(税抜・制作費)です。サイト本体は買い切りで、制作費を月々に分けて請求することはしません。そのうえで、公開してからの保守はお勧めしています。サーバーとドメインの実費(約13,200円から/年・税込)は別にお預かりします。
| プラン | 初期費用 | サイト本体 | ページ数 | 建設会社での使い方 |
|---|---|---|---|---|
| LPプラン(1ページ型) | 30万円〜 | 買い切り | 1ページ | 一人親方・少人数の会社/会社案内・許可・工種・連絡先を1枚にまとめたい。解体は見出しで独立させます |
| スタンダードプラン | 50万円〜 | 買い切り | 最大5ページ | 採用と工事実績を分けたい会社/実績やお知らせを自分で増やしたい(WordPress) |
| プレミアムプラン | 80万円〜 | 買い切り | 最大10ページ | 土木・解体・外構など工種ごとにページを分けたい/採用を本格的に作りたい |
サイト本体は買い切りですが、公開したあとに掛かる費用が0円になるわけではありません。サーバーとドメインの実費、保守、原稿の差し替え、育てる作業は、それぞれ別のものです。ホームページの管理費・保守費は、払い続けるべきか(4つに分けて考える)に、何を止めてよくて何を止めると危ないかを整理しています。
どのプランでも共通で含まれるもの
- 独自ドメインの取得・年次更新をIZANAが代行(実費分のお預かりのみ)
- サーバーの初期設定から公開までの段取りを代行
- スマートフォン・タブレットに合わせた表示
- SSL(https)への対応
- お問い合わせフォームの設置
- 公開前のデザイン修正5回まで(いま何回目かは毎回お伝えします)
建設会社で追加のご相談をいただける項目
- 工事実績の一覧を、年度・工種で絞り込める形にする
- 採用ページへの応募フォーム(希望職種・保有資格の欄を含む)
- お手持ちの現場写真の選定と、載せる範囲の整理
- 会社案内・名刺との見た目の統一
- GA4・Search Consoleの設定と、公開後に何を見るかの説明
いまサイトがある会社が、
先に確かめる4つ。
作り直す前に、いまのページで直せることが残っている場合があります。調査で見えた詰まりやすい場所を、確かめる順番に並べました。
-
社名で検索して、自社が最初に出るか
同じ名前の別の会社が11社ありました。社名だけで検索して別の県の会社が先に出るなら、最初の画面に市町村名と所在地を入れます。Googleマップの登録があるかも併せて見ます。 -
スマホで開いて、電話が押せるか
調査では、スマホとして開いたとき電話をタップして発信できたのは62%でした。パソコンで見て番号が載っていても、スマホで押せない作りになっていることがあります。現場から掛けてくる相手が多い業種ほど、先に見ておきたいところです。 -
許可と工事実績に、何回で着けるか
2つ先のページに置いていた会社がありました。トップから1回で着けるか、メニューの名前が「会社案内」で止まっていないかを見ます。 -
最後に更新した日付が、いつになっているか
年が読み取れた28社のうち8社(29%)は2023年以前で止まっていました。お知らせが数年前のままだと、見た人は会社の状況を測れません。更新できないなら、日付が出ない作りに変えるという直し方もあります。
この4つは、御社の側でも確かめられます。見てほしい場合は、無料診断でサイトのURLをお送りください。上の観点で見て、気づいたことをお返しします。検索の順位や受注の件数まで分かるものではありません。
よくあるご質問
Q1:求人サイトに募集を出しています。自社のホームページにも採用のページは要りますか?
調査では、サイトがあった45社のうち34社(76%)が採用・求人のページを自社サイトに置いていました。求人サイトを見た人は、応募の前に社名で調べます。そこで求人票に書ききれなかったこと(一日の流れ、扱う機械、資格の取り方)を確かめられるかどうかが分かれ目になります。どちらが良いという話ではなく、受け皿を自社側にも置くという考え方です。
Q2:公共工事が中心で、一般のお客様からの依頼はほとんどありません。それでもホームページは要りますか?
見に来るのは施主だけではありません。調査でも、サイトがあった45社のうち29社(64%)が公共工事を請けていることを載せていました。一般のお客様向けの値段を出す必要はありません。許可・工種・実績・体制が確かめられる形にするのが先で、それは求職者にも取引先にも同じように効きます。
Q3:工事の写真は現場で撮ったものばかりで、きれいな写真がありません。
現場で撮った写真をそのまま使えます。工種、場所の種類、規模、工期、担当した範囲を短く添えると、写真だけよりも判断の材料になります。撮影が必要な場合も、IZANAでは撮影は行っていませんので、お手持ちの写真の選び方と並べ方の設計でお手伝いします。
Q4:発注者の名前や工事名を載せてよいか分かりません。
掲載してよい範囲は契約や発注者の指示で変わるため、IZANAでは判断しません。御社が確認した範囲に合わせて作ります。出せない場合は、発注者名を伏せて工種と規模だけを並べる形にできます。調査でも、公共工事を載せていた29社のうち工事名まで並べていたのは12社で、残る17社は説明の文だけでした。
Q5:「建設業 ホームページ」で検索して上に出るようにできますか?
順位はお約束できません。できるのは、実際に請けている工種・対応できる地域・許可・実績を、探している人が使う言葉で書き、そこへたどり着ける形に組むところまでです。公開したあとはSearch Consoleでどの言葉で表示されているかを見て、足りないページを足していきます。検索で見つけてもらうための作業とGoogleマップの整備は制作とは別の仕事で、費用も分けています。
Q6:解体も土木も外構もやっています。1ページにまとめてよいですか?
工種ごとに探す人が違うので、まとめるほど「何の会社か」が伝わりにくくなります。Section 05のとおり、解体は探され方が別です。ページを分けられるプランであれば工種ごとに分け、1ページ型で始める場合は見出しと目次で入口を作ります。請けたい工種の順番を先に決めていただくと、必要なページ数が決まります。
人が採れない。会社を確かめてもらえない。
まずいまの見え方から確かめます。
いまサイトがある方は、IZANAの無料診断で、公開ページの伝わり方・信用の材料・相談までの流れを確認できます。サイトがまだ無い方は、請けている工種と、いま困っていること(人か、取引先か)を教えてください。URLだけで検索の順位や受注の件数までは分かりません。診断のあとに制作や改修を頼むかどうかは、ご自身で決めていただけます。
数字の出どころを先に読みたい方は、建設会社(土木)のホームページ実態調査をご覧ください。