造園・外構のホームページ制作。
まず、屋号で見つけてもらうところから。
「◯◯園」「◯◯造園」という短い屋号は、町の名前を添えて検索しても、観光地や公園の話が先に出てきます。腕の話にたどり着く前に、会社そのものが見つからない。
IZANAは1ページ型30万円から、いまあるサイトの改善・再構築は50万円から(税抜)でご相談を承ります。
IZANAは2026年9月、全国10県30市町村の電話帳から造園業を120社抜き出し、1社ずつ検索して自社のホームページがあるか、何が載っているかを数えました。重複などを除いた118社のうち、自社のサイトがあったのは33社。そして、サイトが無かった85社のうち25社は、社名と市町村名で検索しても、その会社のことが1件も出てきませんでした。
このページでは、その数字をもとに、造園・外構の会社のホームページで何から手を付けると探している人に届くかを整理します。数え方と生の数字は造園業のホームページ実態調査に全部出しています。順位や受注の件数はお約束できません。書けるのは、公開されている情報から分かることと、サイトの構成で直せる範囲までです。
「◯◯園」という屋号は、
町の名前を足しても埋もれる。
今回の調査でいちばん目立ったのは、サイトの中身ではなくその手前でした。自社のサイトが無かった85社のうち、25社は社名と市町村名で検索しても、その会社の情報が1件も出てきません。85社の約3割です。
理由は屋号の形にあります。造園の屋号は「◯◯園」「◯◯緑地」のように短く、しかも日本語として別の意味を持つ言葉が多く含まれます。町の名前を添えて検索すると、観光地の庭園、市の公園、同じ名前の施設のページが先に並びます。腕が良いかどうか以前に、そこに会社があることが見えません。
さらに、同じ名前・似た名前の別の事業者が出てきた会社が9社ありました。紹介で社名だけを聞いた人が検索して、別の県の会社を開いてしまう形です。
見分けてもらうために、最初の画面に置くもの
- 市町村名と、できれば町名まで。「◯◯市で造園業を営んでいます」の一行が、同じ屋号の会社と自社を分けます。
- 屋号の読み方。「園」を「えん」と読むか「その」と読むかで、探す人の入力が変わります。
- 扱う作業の名前。剪定、伐採、消毒、芝、生垣、庭づくり、外構。人は会社名ではなく困りごとの言葉で探します。
- 対応できる範囲。市内だけか、隣の市まで出るか。遠方からの問い合わせに費やす時間が減ります。
- 連絡の窓口。現場に出ていて電話に出られない時間があるなら、フォームかLINEを併せて置きます。
ホームページを作ること自体より、この5つが最初の画面に出ているかどうかのほうが先です。いまサイトがある方は、スマホで開いて上から順に見えるかを確かめてみてください。
見た目の見当を先に付けたい方は、IZANAのサンプル(実在の会社ではなく、業種ごとの作りを見ていただくためのものです)をご覧ください。このページで書いているのは、その手前の「見つけてもらえているか」と、その先の「何を載せるか」です。
「集客」の前に、入口があるかどうか
「集客をどうするか」——広告を出すか、チラシを撒くか、更新を増やすか。どれも集客の手ですが、今回数えた118社を見るかぎり、その手前で止まっている会社のほうが多くありました。
- 自社のホームページがあったのは33社(28.0%)。残る85社のうち25社は、社名と市町村名で検索しても何も出てきません。この状態では、広告を止めた翌日に問い合わせも止まります。
- サイトがあった33社のうち、剪定・伐採・外構のように作業の名前で入口を作っていたのは3社(9%)でした。困りごとの言葉で探された時に、受け止める場所がありません。
- 問い合わせフォームか問い合わせページがあったのは26社(79%)。押すと電話番号とメールアドレスの案内だけ、というものは数に入れていません。
つまり、造園・外構の集客でいちばん費用がかからない一歩は、屋号・地域・作業の名前で見つかる形を先に作ることです。広告や更新は、その受け皿ができてからのほうが効きます。どれが良いかを評価しているのではなく、数えたらそうだった、という話です。
IZANAの無料診断は、公開ページの伝わり方と相談までの流れを人の目で見る初回確認です。
全国118社を数えました。
何が載っていて、何が載っていないか。
2026年9月、北海道・宮城・群馬・千葉・新潟・静岡・兵庫・広島・愛媛・熊本の10県から、各県3市町村・各4社ずつを電話帳の順に取り、120社を抜き出しました。重複などを除いた有効な分母が118社です。社名は出しません。割合だけを出します。
| 数えたもの | 結果 | 読み方 |
|---|---|---|
| 自社のホームページがある | 33社 / 118社(28.0%) | 無かった85社のうち39社は名簿に載っているだけ、25社は検索しても何も出ませんでした |
| 施工事例・実績のページがある | 25社(76%) | ほかの業種の調査でも44〜78%の幅があり、造園だけの特徴ではありません |
| 問い合わせフォーム・問い合わせページがある | 26社(79%) | 押すと電話番号やメールアドレスの案内だけ、というものは外しています |
| 資格・許可・登録を載せている | 23社(70%) | 造園の資格まで含めた数。共通の言い方(建設業許可など)だけでは19社(58%) |
| 料金・費用の目安がある | 9社(27%) | うち3社は、木の高さ別に1本あたりの値段を表にしていました |
| 作業の種類ごとの案内が3種類以上ある | 3社(9%) | 機械では9社と出ましたが、1つずつ開くと記事名や販売のメニューでした |
| 施工前後の写真がある | 4社(12%) | 剪定や伐採は「前と後」で見せる作業とは限りません(後述) |
| 最後の更新が2023年以前で止まっている | 8社 / 年が読めた22社(36%) | 電気工事店の調査と同じ36%なので、造園の特徴としては書きません |
数字の外で見えたこと
- 料金表やメニューが画像で作られているサイトがありました。機械は「料金なし・施工事例なし」と読みましたが、目で見ると木の高さ別の料金表も施工事例集もありました。作った当時の作り方によるもので、良し悪しの話ではありません。ただ、画像の中の文字は検索する機械にも読めません。だから、料金表とメニューは画像ではなく文字で置き直します(作り直す手順はSection 06の追加項目に書いています)。
- 造園業の名簿には、園芸店・植木や芝の生産者・総合建設の会社も載っていました。どれも庭や緑地の工事を請けているので外さずに数えています。「造園」と一口に言っても、商売の形はかなり幅があるということです。
- パソコンで開いたときとスマホで開いたときで、中身が違うサイトがありました。スマホの画面にだけ電話のボタンを出す作りです。この調査で気づいたため、先に数えた6業種もすべて数え直しました。
造園は、「1本いくら」が
書ける数少ない工事。
調査では、サイトがあった33社のうち9社(27%)が料金の目安を出していました。中身を見ると、木の高さ別に1本あたりの値段を表にした会社が3社、1人役の単価、1日作業の費用、施工の単価、樹木医の診断(出張費込み)、設計の経費、施工事例の中に「1mあたり」と書いた会社が、それぞれ1社ずつです。
剪定は、木の高さと本数で見積もりの形が決まりやすい作業です。だから数字を出しやすい。ただし、分母が33社(1社で約3ポイント)なので、ここから「造園は料金を載せる業種だ」とまでは言えません。
料金を載せるなら、金額より先に決めておくこと
安い会社と比べられるのが心配で載せない、という判断はあります。そのうえで、載せるなら金額そのものより「何が含まれて、何が別か」を書いておくほうが、後の話が早くなります。
- 高さで変わるのか(3mまで・5mまで・それ以上)
- 枝や葉の処分費は含むのか
- 高所作業車や足場が要る場合はどうなるか
- 出張費の範囲(市内は無料か、何kmまでか)
- 最低料金があるか(1本だけの依頼を受けるか)
- 見積もりは無料か、現地を見てからか
金額を決めるのは御社です。IZANAは、決まった内容を見比べられる形の表に組むところまでを受け持ちます。
出せる範囲と出せない範囲を分けたうえで、どこまで作れるかをお伝えします。
庭の写真は、
撮る位置と季節で伝わり方が変わる。
施工事例のページがあったのは33社のうち25社(76%)でした。いっぽう、施工前後の写真があったのは4社(12%)です。同じ語で数えた塗装店の調査では41%でしたが、これは作業の性質の違いだと考えています。塗り替えは前と後が並ぶと違いがはっきりしますが、剪定や伐採は「前と後」で見せるより、形が整った姿そのものを見せたい作業です。少ないことを足りないとは数えていません。
1件の事例に添えると、頼む側が判断しやすくなるもの
- 木の種類と高さ:「マツ・約4m・3本」のように。似た庭を持つ人が自分に置き換えられます。
- 作業の時期:木は季節で姿が変わります。いつ撮ったかが分かると、見たままと違ったという行き違いが減ります。
- かかった日数と人数:金額を出さなくても、規模の見当が付きます。
- 処分した枝葉の量:見積もりで差が付きやすいところです。
- 撮る位置をそろえる:同じ場所から撮った写真が並ぶと、手を入れた範囲が伝わります。
個人のお宅の庭が中心なら、掲載してよい範囲をお客様に確認したうえで決めます。建物や表札が写らない画角、庭の一部だけを切り取った写真、作業中の手元でも十分に伝わります。IZANAでは撮影は行っていませんので、お手持ちの写真の選び方と並べ方の設計でお手伝いします。
造園・外構のサイトの制作費と、
必要なページ数の考え方。
費用は、新しく作るのか今あるサイトを直すのか、作業ごとにページを分けるのか、事例をどこまで載せるかで変わります。下の表はIZANAの現行の公開料金(税抜・制作費)です。サイト本体は買い切りで、制作費を月々に分けて請求することはしません。そのうえで、公開してからの保守はお勧めしています。サーバーとドメインの実費(約13,200円から/年・税込)は別にお預かりします。
| プラン | 初期費用 | サイト本体 | ページ数 | 造園・外構での使い方 |
|---|---|---|---|---|
| LPプラン(1ページ型) | 30万円〜 | 買い切り | 1ページ | 一人で請けている方/屋号・地域・作業・料金の目安・連絡先を1枚にまとめたい。作業ごとに見出しで入口を作ります |
| スタンダードプラン | 50万円〜 | 買い切り | 最大5ページ | 剪定・伐採・外構を分けたい会社/施工事例を自分で増やしたい(WordPress) |
| プレミアムプラン | 80万円〜 | 買い切り | 最大10ページ | 作業ごとにページを持ち、年間管理や植木の販売も分けて見せたい |
サイト本体は買い切りですが、公開したあとに掛かる費用が0円になるわけではありません。サーバーとドメインの実費、保守、原稿の差し替え、育てる作業は、それぞれ別のものです。ホームページの管理費・保守費は、払い続けるべきか(4つに分けて考える)に、何を止めてよくて何を止めると危ないかを整理しています。
どのプランでも共通で含まれるもの
- 独自ドメインの取得・年次更新をIZANAが代行(実費分のお預かりのみ)
- サーバーの初期設定から公開までの段取りを代行
- スマートフォン・タブレットに合わせた表示
- SSL(https)への対応
- お問い合わせフォームの設置
- 公開前のデザイン修正5回まで(いま何回目かは毎回お伝えします)
造園・外構で追加のご相談をいただける項目
- 木の高さ別・作業別の料金表を、見比べられる形に組む
- 施工事例を作業の種類で絞り込めるようにする
- いまお持ちの画像の料金表・メニューを、文字として読める形に作り直す
- Googleマップの登録内容の整理(地図から探される仕事のため)
- GA4・Search Consoleの設定と、公開後に何を見るかの説明
いまサイトがある方が、
先に確かめる4つ。
作り直す前に、いまのページで直せることが残っている場合があります。調査で見えた詰まりやすい場所を、確かめる順番に並べました。
-
屋号と市町村名で検索して、自社が出るか
調査では、サイトが無かった85社のうち25社は何も出てきませんでした。似た名前の別の事業者が出た会社も9社あります。自分のスマホだと普段見ているページが上に出るので、家族の端末や、シークレットウィンドウで確かめてみてください。 -
料金表やメニューが、画像になっていないか
画像の中の文字は、検索する機械には読めません。調査でも、目で見れば料金表も事例もあるのに、機械には「無し」と読まれたサイトがありました。文字として置き直すだけで、読まれる中身が増えます。 -
スマホで開いて、電話が押せるか
スマホとして開いたとき電話をタップして発信できたのは61%でした。パソコンで見て番号が載っていても、スマホで押せない作りになっていることがあります。現場から掛けてくる相手が多いほど、先に見ておきたいところです。 -
問い合わせボタンの先に、フォームがあるか
「お問合せ」を押すと電話番号とメールアドレスの案内だけ、というサイトが3社ありました。夜に調べている人や、電話が苦手な人は、そこで止まります。フォームかLINEのどちらかを置いておくと、受け取れる相談が増えます。
この4つは、御社の側でも確かめられます。見てほしい場合は、無料診断でサイトのURLをお送りください。上の観点で見て、気づいたことをお返しします。検索の順位や受注の件数まで分かるものではありません。
よくあるご質問
Q1:「◯◯園」という屋号です。検索しても自分の会社が出てきません。
調査では、サイトが無かった85社のうち25社が同じ状態でした。短い屋号は、町の名前を添えても観光地や公園、同じ名前の別の施設が先に出ます。対策は、市町村名・町名・屋号の読み方・扱う作業の名前を、最初の画面と題名に入れておくことです。Googleマップの登録があるかどうかも併せて見ます。順位はお約束できませんが、探した人が見分けられる材料は用意できます。
Q2:個人のお客様の庭が中心です。写真を載せてよいか迷います。
掲載してよい範囲はお客様に確認したうえで決めます。建物や表札が写らない画角、庭の一部だけを切り取った写真、作業中の手元の写真でも、何をした工事かは伝わります。調査でも施工事例のページがあったのは33社のうち25社(76%)で、載せ方はさまざまでした。
Q3:剪定の料金を載せると、安いところと比べられませんか?
比べられる可能性はあります。そのうえで調査では、9社(27%)が料金の目安を出していて、うち3社は木の高さ別に1本あたりの値段を表にしていました。金額そのものより、何が含まれて何が別料金か(高所作業・枝の処分・出張費)を書いておくほうが、問い合わせの中身がはっきりします。載せるかどうかは御社の判断です。
Q4:外構(エクステリア)もやっています。造園と分けたほうがいいですか?
探す人の言葉が違うので、分けられるなら分けたほうが近い形になります。剪定や伐採は困りごとから探され、外構は作りたいものから探されます。調査では、作業の種類ごとの案内を3種類以上持っていたのは3社(9%)でした。1ページ型で始める場合は、見出しと目次で作業ごとの入口を作ります。
Q5:「造園 ホームページ」で検索して上に出るようにできますか?
順位はお約束できません。できるのは、実際に請けている作業・対応できる地域・資格・これまでの工事を、探している人が使う言葉で書き、そこへたどり着ける形に組むところまでです。公開したあとはSearch Consoleでどの言葉で表示されているかを見て、足りないページを足していきます。検索で見つけてもらうための作業とGoogleマップの整備は制作とは別の仕事で、費用も分けています。
Q6:植木の販売もしています。同じサイトに載せてよいですか?
載せられます。ただし、販売のメニューと工事の依頼の入口は分けたほうが迷われません。調査でも、造園業の名簿には園芸店・植木や芝の生産者・総合建設の会社が載っていました。どれも庭や緑地の工事を請けています。御社がどちらで相談を受けたいかを先に決めると、トップページの作りが決まります。
腕は見てもらえる。
その前に、見つけてもらうところから。
いまサイトがある方は、IZANAの無料診断で、公開ページの伝わり方・料金や事例の見せ方・相談までの流れを確認できます。サイトがまだ無い方は、請けている作業と対応できる地域を教えてください。URLだけで検索の順位や受注の件数までは分かりません。診断のあとに制作や改修を頼むかどうかは、ご自身で決めていただけます。
数字の出どころを先に読みたい方は、造園業のホームページ実態調査をご覧ください。