先に正直なところを書きます。ホームページが今すぐ要らない商売もあります。「作らないと取り残される」と急かす書き方はしません。このページは、自分の商売が今どちらに当たるかを、その場で判断してもらうためのものです。
判断は3つの問いで付きます。①名前で検索される機会があるか ②新しい相手と取引を始めることがあるか ③人を採る予定があるか。3つとも「無い」なら、今は急ぐ必要はありません。1つでも「ある」なら、以下を読んでください。
今は急がなくていい場合
次のどれかに当てはまるなら、費用を別のところに使ったほうが効きます。
- 仕事が元請けや紹介で埋まっていて、増やすつもりが無い:受け皿を作っても、受けられる量が増えません
- 数年のうちに事業をたたむ予定がある:検索から人が来るようになるまでには時間がかかります
- 指名で決まる仕事しかしていない:資格や許可、長年の取引で発注先が固定している場合です
- 店舗で、地図から来る客がほとんど:飲食や理美容などは、Googleビジネスプロフィール(Googleマップに出る店の情報)に写真・営業時間・メニューが入っていれば、当面はそれで足ります。こちらは無料です
ただし「今は要らない」は「ずっと要らない」ではありません。次のどれかが起きたら、要る側に変わります。紹介してくれていた人が引退した/元請けの担当が代わった/同じ商圏に同業が増えた/人を募集することになった/取引先から「会社の情報が載っているページはありますか」と聞かれた。
要る側に当てはまるのは、こういう場合
名前で検索されたときに、何も出てこない
名刺を渡したあと、相手が社名を調べることがあります。このとき何も出てこない、あるいは数年前の情報だけが出てくると、判断の材料がありません。良し悪し以前に、確かめようがない状態です。ここで効くのは、凝ったサイトではなく「何をしていて、どこにあって、どう連絡するか」が1画面で分かることです。
職人の仕事の会社のうち、ホームページが無いところをIZANAが社名と市の名前で1社ずつ検索したところ、約6割は電話帳や地図などの名簿サイトしか出ず、約3割はその会社にたどり着けませんでした(何も出ない、または同じ・似た名前の別の会社が出る)。業種ごとの数と数え方は一人親方・職人のホームページを1社ずつ数えた記事にまとめています。
自分で確かめる:スマートフォンで「社名 市の名前」を検索し、最初に出る10件ほどを見ます。
判定:▸ 名簿や電話帳のサイトだけ・何も出ない・別の会社が出る → この見出しの状態です。名前で調べた人が、何をしている会社かを確かめられません。名刺を渡す・紹介される機会があるなら、要る側です。▸ 自社のページ(ホームページかSNS)が出て、仕事の中身・場所・連絡先がそこで分かる → 名前で調べられたときの受け皿は、今はあります。ほかの見出し(取引先・人を採る)に当たるかで決めてください。結果ごとに何が足りないかの細かい切り分けは、下請けから抜け出したいときの表にあります。
新しい取引先・元請けが、発注先を探している
個人のお客さんだけの話ではありません。元請けの担当者も、協力会社を新しく探すときや、発注先を見直すときに社名を調べます。対応できる仕事の範囲、持っている許可や資格、連絡先が書かれたページが1つあるだけで、候補に残ります。
人を採りたい
求人に応募する人は、応募する前に会社を調べます。求人サイトの情報だけでは、働く場所の様子が分かりません。写真と仕事の内容があるページは、応募の判断に使われます。
ただし、作っただけでは人は来ません
ここを誤解したまま作ると「作ったのに何も起きない」になります。ホームページを公開することは、入口ができるというだけです。Googleに知らせて、探される言葉で名乗って、来た人が相談先までたどり着ける形になって、はじめて問い合わせにつながります。この「知らせる・名乗る・たどり着ける形にする」作業のうち、検索とGoogleマップ(MEO)で見つけてもらうところは、作ることとは別の仕事で、費用も別です。何をするのかは公開したあと、育てるとGoogleマップを整えるにまとめています。
だから、作るときに決めるのはデザインより先に次の3つです。誰に見せるか/その人が何を知りたいか/見たあと何をしてほしいか。ここが決まっていないページは、きれいでも役に立ちません。公開したのに人が来ない場合の確かめ方はホームページから問い合わせが来ない原因と改善順にまとめています。
この「公開しただけでは起きない」の話を、28秒の動画にしています。
「ホームページを作れば、お客様は来る?」(28秒・音声あり)
YouTube の IZANA WEB制作で公開しています。
「SNSがあるから要らない」は、どこまで正しいか
半分は正しいです。投稿を見て来てくれる人がいるなら、それは立派な入口です。足りないのは次の2つです。
- 過去の情報にたどり着けない:料金や対応範囲は、流れていった投稿の中では探せません
- 場所を借りている:規約の変更や、アカウントが使えなくなったときに、こちらからできることがありません
SNSをやめる必要はありません。投稿で興味を持った人が、最後に確かめる場所を1つ持っておく、という使い分けです。詳しくはSNSだけで集客する場合のリスクをご覧ください。
要ると決まったら、どこから始めるか
いきなり大きく作る必要はありません。費用の小さい順に3段階あります。何から手を付けるかの順番はWeb集客は何から始めるかにも書きました。自分で作ってしまう道もあります(AIでホームページは自分で作れるか)。
| 段階 | できること | 費用 | 向いている場合 |
|---|---|---|---|
| Googleビジネスプロフィール | 地図と検索に、店名・営業時間・写真・電話を出す | 無料 | 店舗があり、近くの人に来てほしい |
| 1枚のページ | 仕事の内容・料金の考え方・連絡先を1ページで伝える | 30万円〜(税抜) | 名刺代わりの受け皿がほしい |
| 複数ページ | 仕事の種類ごとにページを分け、それぞれの検索から入ってもらう | 50万円〜(税抜) | 扱う仕事が複数あり、検索から相談を増やしたい |
1枚で足りるか複数ページが要るかはLPとホームページの違い、ページに何をどの順で並べるかはホームページの構成にまとめています。
まず無料のところから試して、足りなければ次に進む、という順番で構いません。1段目をやらずに3段目から始める必要はありません。
自分でできる範囲と、頼んだほうがいい範囲
- 自分でできる(費用はかからない):Googleマップに自社を出す/名刺・チラシ・車・SNSのプロフィールに、電話番号と行き先を書き足す
- 頼んだほうがいい:受け皿になるページを作る(扱う仕事・料金の考え方・対応できる範囲)/問い合わせまでの道筋を組む
「要るかどうか」で迷っているなら、先に自分でできる2つをやってください。それで電話が来るなら、ページはまだ急がなくて構いません。来ないなら、そこで初めて受け皿を考えます。
IZANAに相談する場合
IZANA はホームページを作る側なので、「作ったほうがいい」と言うほうが得をする立場です。そのうえで書きますが、上の「今は急がなくていい場合」に当てはまる方には、その旨をお伝えします。受けられる量が増えないのに受け皿だけ作っても、費用が戻ってこないためです。
費用は、1枚のページ(LP)30万円〜/最大5ページ構成 50万円〜/最大10ページ構成 80万円〜(いずれも税抜)。サイトは買い切りで、サーバーとドメインは当方が取得・運用を代行し、実費をお預かりします。所有権はお客様にあり、サイト一式(HTML・CSS・画像)は代金完済後にお渡しし、解約や他社への移行のときも改めてお渡しします。公開してからの保守はお勧めしていますが、強要はしません。最新の条件は料金ページにあります。
作ったあとに毎年かかるのは、サーバーとドメインの実費(約13,200円〜/年・税込)です。保守はお勧めしていますが、強要はしません。ライト保守は ¥10,000/月(税抜)です。維持費に何が入っていて、どこまで止められるかの見分け方はホームページの維持費・管理費は払い続けるべきかにまとめています。
パソコンが苦手でも進められます。打ち合わせで伺った内容をもとに文章と構成をこちらで用意し、写真はお持ちのものを活かします。LINE・お電話・メールと記入式のシートで進められ、対面は必須ではありません。進み方は制作の流れをご覧ください。
今のサイトを見てほしい場合は、無料診断にサイトのアドレスを送っていただければ、問い合わせへの動線・伝わり方・プロ感・検索とGoogleマップでの見つかり方の4項目を読み、まず直すところ3つをPDFでお返しします。毎月5社まで、費用はかかりません。電話 080-6058-4020、LINEでも受け付けています。お電話はつながりにくいことがあります。確実なのはLINE・メールです(やり取りが文字で残るので、行き違いもありません)。
よくある質問
個人事業主にホームページは必要ないって、本当ですか?
今すぐ要らない商売もあります。名前で検索される機会があるか、新しい相手と取引を始めることがあるか、人を採る予定があるか、の3つとも「無い」なら、今は急ぐ必要はありません。ただし「今は要らない」は「ずっと要らない」ではなく、紹介してくれていた人が引退した、人を募集することになった、といったことが起きたら要る側に変わります。
ホームページが無い会社は、危ないと思われますか?
良し悪し以前に、確かめようがない状態になります。名刺を渡したあと相手が社名を調べたとき、何も出てこない、あるいは数年前の情報だけが出てくると、判断の材料がありません。職人の仕事の会社のうちホームページが無いところを当方が社名と市の名前で1社ずつ検索したところ、約6割は名簿サイトしか出ず、約3割はその会社にたどり着けませんでした。
個人事業主の場合、ホームページの維持費は毎年いくらかかりますか?
作ったあとに毎年かかるのは、サーバーとドメインの実費です(当方の場合、約13,200円〜/年・税込)。保守はお勧めしていますが、強要はしません。当方のライト保守は月10,000円(税抜)です。
IZANA WEB制作より
納品するのは、ホームページだけではありません
検索で見つかる入口と、問い合わせまで迷わせない導線を制作の最初から組み込みます。検索からの流入は公開後に育てていくもので、順位や集客数の保証はできません。その前提をご説明したうえで、サイトは買い切りで制作します(公開してからの保守はお勧めしています)。仕上がりは契約前に業種別サンプルでご確認いただけます。