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IZANAは2026年9月、全国10県の電話帳「木造建築工事業」から工務店を116社抜き出し、1社ずつ検索してサイトを開き、12の項目を数えました。自社のサイトがあったのは51社(44.0%)です。

このページでは、集客の一覧に並ぶ施策を、その数字に1つずつ当てていきます。見るのは施策の良し悪しではなく、施策で呼んだ人が、サイトのどの段で止まりやすいかです。1社ごとの判定の決め方は工務店のホームページ実態調査に載せています。施策ごとの反響や来場の数は調べていません。どの施策が効くか、何件の相談になるかは、このページでは言いません。リフォームの受注が中心なら、同じ考え方でリフォーム会社の数字に当てたリフォーム会社の集客もあります。

一覧に並ぶ施策を、
116社の数字に当てる。

「工務店 集客」の検索結果の1ページ目(2026年9月24日に見たもの)は、集客・制作・業務ソフトの会社が書いた「施策◯選」の記事で埋まっていました。見出しに出ている施策は、記事どうしでよく似ています。そのうち、IZANAの調査で数えた項目に当たるものを並べます。

一覧によく出る施策調査で数えたこと数字
ホームページを作る社名と市名で検索して、自社のサイトが出てきた116社中51社(44.0%)
施工事例を見せる施工事例・実績のページがある51社中40社(78%)
見学会・イベント見学会・オープンハウスの告知がある51社中14社(27%)
LINEで問い合わせを受けるLINEの窓口がある51社中7社(14%)
ブログ・お知らせの発信最後に動いた年が2026年年が分かった40社中20社
SNS・検索の順位・Googleマップ(MEO)・広告・チラシ・看板数えていません(外から数える方法を決めていないため)

表にすると、施工事例はサイトがあった会社の8割近くがすでに載せていて、見学会やLINEは3割に届いていないことが分かります。一方で、数えていない施策が6つあります。この表で言えるのは「やっているか」までで、やった結果、反響が来たかどうかではありません。

もう1つ、表の外の数字があります。サイトが見つからなかった65社のうち、17社は検索で先に出たのが同じ社名の別の会社、7社は検索に出るのに開くとエラーや空の画面でした。チラシやSNSで社名を覚えてもらっても、その先がこうなっていると、施策の効き目は測れません。

※ 数え方=全国10県の電話帳「木造建築工事業」から、大手ハウスメーカーの地方統括・フランチャイズの加盟店・支店・資材置き場を外して選んだ116社。サイトの中身は、トップとそこからつながる7ページまで。タップ発信と画面幅は2026年9月19日にスマホとして開いて数え直した値です。

社名で調べたときに御社のサイトが出るか、開いて中身が読めるかは、外から確かめられます。
IZANAの無料診断は、公開ページの伝わり方と相談までの流れをツールで確かめる初回確認です。
サイトURLを送って見え方を確認する

見る・決める・連絡する。
止まりやすいのは「決める」の段。

施策で呼んだ人がサイトに来てから相談するまでを、3つの段に分けて数字を置きます。分母はどれも、サイトがあった51社です。

段その段で要るもの載せていた会社
見る建てた家・直した家の事例40社(78%)
決める相談から引き渡しまでの流れ8社(16%)
料金・費用の目安10社(20%)
連絡する問い合わせフォーム・問い合わせページ47社(92%)
電話番号をタップで発信できる27社(53%)
メールアドレス12社(24%)
LINEの窓口7社(14%)

「見る」と「連絡する」の入口は、多くの会社がすでに持っています。数字が落ちるのは、その間の「決める」です。事例で「この会社の家はいいな」と思った人が、次に知りたいのは「まず何をするのか」「お金はいつ、どのくらい動くのか」です。そこが無いまま問い合わせフォームへ進むのは、初めて家を建てる人にとって勇気が要ります。

集客の施策は、どれも「見る」の段に人を連れてくるものです。見学会を増やしても、SNSの投稿を増やしても、「決める」の段が空いたままなら、来た人はそこで立ち止まります。施策を1つ足す前に、流れと費用の考え方を1ページずつ置けるかを先に見ておく意味は、ここにあります。

ただし、流れの16%・料金の20%は「少なくとも」の数です。見たのは7ページまでなので、もっと奥に置いている会社は入っていません。流れのページに何を並べるかは、工務店のホームページ制作で順を追って説明しています。

見学会は、
告知があっても日付が古いことがある。

見学会は、一覧によく入っている施策です。建てる前の人が実物を見られる、数少ない機会でもあります。サイトに告知があったのは51社中14社(27%)でした。

ただし、この数は「告知のページや記事があるか」までです。その回が終わっているかは判定していません。実際、最後に動いた年が2021年や2017年のサイトにも、見学会の告知は残っていました。チラシで見学会を知った人がサイトを開き、いちばん新しい告知が数年前の回だったら、「今もやっているのか」を電話で確かめることになります。

見学会の集客で、サイトが受け持つのは「次の回の日付と、予約の手段が1画面で分かること」です。終わった回は「過去の見学会」として事例の側に移すと、次の回の告知が埋もれません。

2026年に動いていた20社、
2023年以前で止まっていた14社。

サイトがあった51社のうち40社は、お知らせの日付や著作権の表記から、最後に手が入った年が分かりました。著作権の表記の年を直すかどうかの考え方は、ホームページの「©」の年は、直すべきかに法律の原文と一緒にまとめています。

最後に動いた年社数
2026年20社
2024〜2025年6社
2023年以前(いちばん古いもので2000年)14社
年が分からなかった11社

分かれ方がはっきりしています。今年動いている会社が半分、2023年以前で止まっている会社が3分の1強で、その間はわずかでした。

一覧に並ぶ施策のうち、ブログ・お知らせ・施工事例の追加・見学会の告知は、どれもサイトを動かし続けることが前提です。止まっているサイトに施策で人を呼ぶと、来た人の目に入るのは「最後の更新がいつか」になります。更新を誰がいつやるかを決めずに施策を足すと、呼ぶ力より、止まって見える時間のほうが長くなります。

更新が止まるのは、手が回らないからとは限りません。自分で直せない作りになっていることもあります。事例やお知らせを御社の手で1件ずつ足せる形にしておくのが、施策の手前でできることです。

工務店のサイトの制作費と、
必要なページ数の考え方。

工務店のサイトの費用は、まず社名で出てくる場所を1枚持つのか、事例・家づくりの流れ・見学会の告知を自分で足していく形にするのかで変わります。金額はIZANAの現行の公開料金(税抜・制作費)です。サイト本体は買い切りで、月々お金を払い続けないと消える、という形ではありません。お支払いは着手金50%・残金50%の2回払いです。そのうえで、公開してからの保守はお勧めしています。サーバーとドメインの実費(約13,200円から/年・税込)は別にお預かりします。

プラン初期費用サイト本体ページ数工務店での使い方
LP(ランディングページ・1ページ型)30万円〜買い切り1ページ一人親方の大工・下請けが中心で、まず社名で出てくる場所を1つ持ちたい/事例・受ける工事・連絡先を1枚にまとめたい
サイト改善・再構築(最大5ページ)50万円〜買い切り最大5ページ事例と見学会の告知を自分で足したい/家づくりの流れと費用の考え方を1ページずつ置きたい(WordPress)
プレミアム(最大10ページ)80万円〜買い切り最大10ページ新築・リフォーム・会社案内・採用を分けて見せたい/大工や現場監督の求人にも使いたい

どのプランでも共通で含まれるもの

  • 独自ドメインの取得・年次更新をIZANAが代行(実費分のお預かりのみ)
  • サーバーの初期設定から公開までの段取りを代行
  • スマートフォン・タブレットに合わせた表示
  • SSL(https)への対応
  • お問い合わせフォームの設置
  • Google Search Console の連携(Google Analytics の設置は ¥5,000 のオプション)
  • 公開前のデザイン修正5回まで(いま何回目かは毎回お伝えします)

工務店で追加のご相談をいただける項目

サイト本体は買い切りですが、公開したあとに掛かる費用が0円になるわけではありません。事例も見学会の告知も、仕事をするたびに増えていくものです。誰がいつ足すかを先に決めておくと、施策で来た方に「今も動いている会社」だと伝わります。事例や記事を書く手が社内に無いときは、ブログ記事の代筆(月2本)を含む「育てる」のプランもあります(お勧めしていますが、強要はしません)。サーバーとドメインの実費、保守、原稿の差し替え、育てる作業は、それぞれ別のものです。ホームページの管理費・保守費は、払い続けるべきか(4つに分けて考える)に、何を止めてよくて何を止めると危ないかを整理しています。

Price Source
ここに書いた金額は料金プランのページの内容と同じです。追加や変更が出るときは、作業に入る前にお見積もりをお出しします。制作費と、公開したあとに掛かる費用の分け方はホームページ作成費用の考え方に整理しています。

施策で人を呼ぶ前に、
社名で調べて確かめる3つ。

チラシや見学会で社名を知った人は、帰ってから社名で調べ直します。そのとき何が出てきて、何が読めるかを、御社の側で先に確かめられます。スマホで、社名と市の名前を入れて検索するところから始めてください。

Check 1:検索結果のいちばん上が、御社のサイトか

出てきたいちばん上のリンクを押して、所在地と電話番号が御社のものかを見ます。別の県の同じ名前の会社や、名簿のサイトが先に出るなら「無い」です。2026年9月の調査では、サイトが見つからなかった65社のうち17社で、検索で先に出たのが同じ社名の別の会社でした。見分けてもらうために、どこに何を書くかは、同じ名前の別の会社が出てくるときにまとめています。

Check 2:費用の目安が、金額で書いてあるか

トップと、家づくりや料金のページで、「◯万円から」や坪単価のような金額の目安が書いてあるかを見ます。「ご予算に合わせてご提案します」のような言い方だけなら「無い」です。サイトがあった51社のうち、料金・費用の目安を載せていたのは10社(20%)でした。

Check 3:いちばん新しいお知らせか施工事例の日付が、今年か

お知らせや施工事例の一覧で、いちばん上の日付の年を見ます。日付が2023年以前なら「止まって見える」側です。最後に手が入った年が分かった40社のうち、2026年に動いていたのは20社、2023年以前で止まっていたのは14社でした。

もう1つ:許可の書き方に、決まりがあります

工務店が請ける「建築一式工事」は、許可が要らない工事の線がほかの工事と違います。建設業法施行令 第1条の2は、軽微な建設工事を「工事一件の請負代金の額が五百万円(当該建設工事が建築一式工事である場合にあつては、千五百万円)に満たない工事又は建築一式工事のうち延べ面積が百五十平方メートルに満たない木造住宅を建設する工事」(2026年10月16日に原文を確認)としています。そして建設業法 第40条の2は、許可を受けていないのに「その許可を受けた建設業者であると明らかに誤認されるおそれのある表示をしてはならない」(2026年10月16日に原文を確認)と書いています。許可を受けずに軽微な建設工事だけを請けている工務店の書き方の例は、建設業の許可を持っていないとき、ホームページに何と書くかに並べています。許可を持っている会社は、許可の種類(建築工事業か大工工事業かなど)と、サイトに並べた工事がそろっているかを見ておくところです。御社にどれが当たるかは、IZANAでは判断しません。家の保証の書き方は、工事の保証を、ホームページにどう書くかに原文を並べています。

※ 出典=建設業法(e-Gov 法令検索 324AC0000000100)第40条の2・建設業法施行令(同 331CO0000000273)第1条の2。いずれも2026年10月10日に確認。

3つとも「ある」なら、施策を足すかどうかを考える順番です。1つでも「無い」なら、施策で人を呼ぶ前に、その1か所を直しておくと、呼んだ人が見るものが変わります。数え方は工務店のホームページ実態調査に書いています。外から見てほしいときは、無料診断にURLを送ってください。検索の順位や来場・受注の件数をお約束するものではありません。

よくあるご質問

Q1:紹介と見学会で、もう仕事は回っています。サイトは要りますか?

無理に作る話ではありません。今回の名簿では、65社(116社の半分強)が自社のサイトを持たずに仕事を続けていました。サイトが受け持てるのは、紹介や見学会で御社を知った方が、家に帰ってから家族と読み返す場面です。流れと費用の考え方がそこで読めると、次の打ち合わせまでに家族で話を進めやすくなります。問い合わせや受注が何件増えるかは、お約束できません。

Q2:まずどの施策から手をつければいいですか?

このページの数字から言えるのは、施策の前に、社名で検索して一番上のリンクを押してみることです。別の会社が出る(17社)・開けない(7社)なら、施策より先にそこを直します。開けたら、流れと費用の考え方があるか(16%・20%)、いちばん新しいお知らせがいつか、を見てください。SNSや広告のどれが効くかは、この調査では分かりません。

Q3:「工務店 集客」で上に出るようにできますか?

お約束はできません。それに、この言葉で探しているのは主に工務店の側で、家を建てたい方ではありません(Section 01 の1ページ目も、集客や制作の会社の記事でした)。家を建てたい方が探すときは、住んでいる市の名前に「注文住宅」「工務店」を足した言葉や、知った会社の社名で調べることが多いはずです。制作で整えられるのは、その言葉で来た方が読みたい中身と、社名で探して迷わず着ける作りまでです。検索の順位やGoogleマップの手入れは、制作と切り分けてご相談を承ります。

Q4:工務店116社の数字から、言えないことは何ですか?

3つあります。①数字は10県の電話帳から選んだ116社のもので、御社の市の様子とは違うかもしれません(工務店の回は、名簿から外した会社がほかの業種より多いです)。②SNS・検索の順位・Googleマップ・広告・チラシ・看板は、外から数える方法を決めていないので数字がありません。③どの施策で何人が見学会に来て、何件が契約になったかは、この調査の外です。

Q5:建設業の許可を持っていない工務店は、どこまで請けられて、ホームページに何を書けばいいですか?

建設業法施行令第1条の2は、建築一式工事の軽微な建設工事を、工事一件の請負代金の額が千五百万円に満たない工事、または延べ面積が百五十平方メートルに満たない木造住宅を建設する工事としています。軽微な建設工事のみを請け負う営業には許可が求められていません(建設業法第3条第1項ただし書)。一方で第40条の2は、許可を受けていないのに許可を受けた建設業者であると明らかに誤認されるおそれのある表示を禁じています。御社の工事と書き方がどれに当たるかは、IZANAでは判断しません。許可の窓口(都道府県の担当)に確かめてください。

施策を足すのは、
「決める」の段を埋めてからでも間に合います。

まず、ご自分の社名で検索して、出てきたものを押してみてください。サイトがある方は、IZANAの無料診断で、施策で来た方に何が見えているか(事例・流れ・費用の考え方・次の見学会・連絡の手段)をツールで確かめてお返しします。サイトがまだ無い方は、新築とリフォームのどちらが多いか、いま頼っている入口(紹介・見学会・チラシなど)を教えてください。URLだけでは、検索の順位や受注の件数までは分かりません。そのあと制作や改修を頼むかどうかは、ご自身で決めていただけます。

116社の数え方と、この調査で直したところは、工務店のホームページ実態調査に全部書いてあります。

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